(趣旨)

第1条　野生鳥獣による人身被害及び生活環境被害の防止を図るため、出没抑制対策等の生活環境被害防止対策事業(以下「事業」という。)に要する必要な経費に対し、予算の範囲内において補助金を交付するものとし、その交付については、北広島町補助金等交付規則(平成17年北広島町規則第50号。以下「規則」という。)及びこの要綱の定めるところによる。

(交付対象)

第2条　補助金の交付の対象となる事業は、野生鳥獣を誘引するおそれのある幹の直径が概ね15センチメートル以上の果樹(柿又は栗)の伐採とする。

(補助金の額)

第3条　補助金の額は、果樹の伐採に要した経費とする。ただし、補助金の上限は伐採した果樹1本につき20,000円とする。

(交付申請)

第4条　補助金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、規則で定める補助金交付申請書(様式第1号)に次に掲げる書類を添えて町長に提出しなければならない。

(交付決定)

第5条　町長は、前条の規定による申請があったときは、当該申請に係る書類等について審査し、適当と認めたときは、遅滞なく補助金の交付決定を行い、その旨を規則で定める補助金交付決定書により申請者に通知するものとする。

(実績報告)

第6条　前条の通知を受けた申請者(以下「補助対象者」という。)は、事業を完了したときは、速やかに規則で定める補助金実績報告書に次に掲げる書類を添えてに町長に報告しなければならない。

(補助金の額の確定)

第7条　町長は、前条の規定による報告を受けた場合は、その成果が補助金の交付決定の内容及びこれに付した条件に適合すると認めるときは、補助金の額を確定し、補助対象者に規則で定める補助金確定通知書により通知するものとする。

(補助金の請求等)

第8条　前条の通知を受けた補助対象者は、規則で定める補助金交付請求書により、町長に補助金の請求をするものとする。

(補助金の返還)

第9条　町長は、次の各号のいずれかに該当するときは、補助金の全部又は一部の返還を求めることができる。

(その他)

第10条　この要綱に定めるもののほか、この事業の実施に必要な事項は、町長が別に定める。