8月29日(土曜日)、北広島町上石(旧豊平町)で小見谷製鉄遺跡群現地解説会が開かれました。講師は、学生の実習を兼ねて当遺跡の測量調査を行っている比治山大学教授 安間拓巳(あんまたくみ)氏で、調査の成果を報告する場としてこの会が開かれました。
今年調査中の滝谷(たきたに)製鉄遺跡について、滓(さい:製鉄作業に伴って排出された鉄くず)を捨てる場所や作業場における高まりの有無など、昨年までとは異なる調査成果が発表され、参加者の質疑も活発に行われました。今後も安間教授と学生の調査は続けられる予定です。