6月28日、戦国の庭歴史館で体験教室を行い、約40名の参加者が土器作りに励みました。広島県立歴史民俗資料館の講師の指導の元、高坏(たかつき)や壷(つぼ)といった様々な形の土器にチャレンジしました。
みんなが粘土の下に敷いているのは、「葉っぱ」です。製作中の土器が机とくっつくのを防ぐために使われ、土器を焼いたときには葉っぱだけが焼けて落ちるんだそうです。昔の知恵ってすごい・・。
形をつくったら最後に ひもや貝殻で模様をつけます。
それぞれの感性が発揮され、傑作がぞくぞくと生まれました。この土器は約半年間自然乾燥させた後、藁や赤土で作った簡易の窯で焼いて仕上げます。完成が待ち遠しいですね。
戦国の庭歴史館では、他にも戦国時代の技を体験できる教室を開いています。ぜひ、親子おそろいでご参加ください。