今日は、戦国の庭歴史館で中世と考えられる製鉄遺跡小見谷製鉄遺跡群の測量調査報告が行われました。
講師は比治山大学の安間拓巳教授です。
これまでの小見谷製鉄遺跡群での測量によって明らかになったことの説明をいただきました。毎年行われる現地での見学はできませんでしたが、測量図を元にこれまでの調査について詳しく具体的に知ることができました。
現在、小見谷川沿いには19基の存在を確認していますが、継続的な測量や試掘調査によって、各遺跡の構造や操業時期の解明が進めば、吉川氏の地域支配や経済基盤の実態までもが明らかになることでしょう。