ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
フロントページ > 組織でさがす > 商工観光課 > 神楽と花田植を活用した活力創出プロジェクト

神楽と花田植を活用した活力創出プロジェクト

印刷用ページを表示する更新日:2025年10月1日更新

神楽と花田植を活用した活力創出プロジェクト​​とは

町の伝統芸能である神楽と花田植を活用し、観光振興と地域活性化を目指すための取組です。
伝統を守りつつ、既存の神楽団・保存会の基盤強化、新たな世代の育成による伝統文化の持続的な継承、情報発信の強化、そして国際的な舞台への挑戦も意欲的に進めていきます。

a

歴史・起源​

神楽と花田植は、いずれも古来から地域の稲作文化と深く結びついた伝統芸能であり、豊作の祈願、収穫への感謝から生まれました。これらは現在も町全体に広く根付いており、地域住民の世代を超えた交流を通じて地域コミュニティの絆を深める役割を担い、町民にとって地域のアイデンティティそのものとなっています。

神楽

神楽は出雲で生まれた「石見神楽」が北広島町にも伝わり、農耕文化の神事を基本にしつつ、舞台芸術的な要素を持つ郷土芸能で、勇壮な舞、絢爛豪華な衣装は初めて神楽を見た方も夢中になることができます。そのエンターテインメント性の高さから、最近は日本全国の都市部や、海外公演も行うなど活躍の場が広がっています。

花田植

花田植は、豊作を祈り、田の神を祭る稲作儀礼に由来し、豪華絢爛な伝統行事です。太鼓や、手打鉦、篠笛で構成された囃子に合わせて登場する華やかに飾られた飾り牛と、色鮮やかな装束をまとった早乙女たちが苗を植える姿の華やかさで人々を魅了します。
特に「壬生の花田植」は、2011年にユネスコ無形文化遺産に登録され、国際的な評価を受けており、その文化的価値が世界的に認められ、他地域の田植え行事にはない特別な地位を確立しています。

課題解決に向けたプロジェクト

近年の少子高齢化の影響で神楽団や田楽団の活動も担い手の減少が深刻であり、一部の団の存続が困難な状況に直面しており、特に若年層の参加が大きな課題となっています。
これらの課題に対し、これからの神楽振興の指針となる計画の策定、デジタル情報発信の強化、高付加価値化による観光客向け体験ツアー開発、若者の関与促進、活動の拠点となる道の駅の機能向上、大都市圏や海外での公演の実施などを進めることで、伝統芸能を活用した持続可能な地域社会の実現を目指します。

a

神楽と花田植を活用した活力創出プロジェクト [PDFファイル/392KB]

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)