北広島町もくもくクレジット(J-クレジット制度)
J-クレジット制度とは
省エネルギー機器の導入や森林経営などの取組によって生まれたCO2などの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度です。認証されたクレジットは、CO2排出量を削減した者と、CO2を削減したい者の間で取引(売買)でき、低炭素社会実行計画の目標達成やカーボン・オフセットなど様々な用途に活用することができます。
事業内容
北広島町芸北オークガーデンでは、温泉の加温のためA重油ボイラーが設置されていましたが、2015年に薪ボイラーを増設し、地域資源である薪を利用するようになりました。これにより、A重油の使用量が70%程度減り、このCO2排出削減効果をJ-クレジット化しています。
この取り組みにより認証されたJ-クレジット(以下「北広島町もくもくクレジット」という。)は、今後北広島町内のイベントや地元企業等、地域内での循環利用を予定しています。
「北広島町もくもくクレジット」ロゴマークについて
北広島町もくもくクレジットの取組のPRに活用していくために、ロゴマークを作成しました。
北広島町のイメージキャラクターである花田舞太郎、背景に地球、そして薪ボイラーの「もくもく」とした煙を地球の雲に見立てています。
地域資源の活用による地域内での資金循環、また※カーボンニュートラルである薪の利用により持続可能な社会を目指していくことを表現しています。
※カーボンニュートラルとは
植物などの生物に由来する燃料を燃焼させるとCO2が大気に放出されますが、その植物は成長過程で光合成により大気のCO2を吸収しており、ライフサイクル全体でみると、大気中のCO2濃度は変化しないという考え方です。
クレジットの購入方法について
北広島町もくもくクレジットを購入していただける、企業、イベント主催者等を募集しています。購入希望の方は、まずは下記までお問い合わせください。購入希望数量、購入目的などに応じて、販売の可否を決定させていただきます。
購入手続きは、北広島町もくもくクレジット購入申込書(様式第1号)をご記入の上、下記申込先まで持参又は郵送によりご提出いただくことになります。
【問い合わせ・申込先】
〒731‐1595
広島県山県郡北広島町有田1234番地
北広島町役場 環境生活課 環境管理係
(販売単位等)
販売単位 1トン(t-CO2)
最低販売数量 1トン(t-CO2)
これまでの実績
令和3年度
【ひがしひろしま環境フェア2021】
令和3年10月24日(日曜日)に開催された「ひがしひろしま環境フェア2021」における会場での電気使用、参加者の日常生活(1日分)、参加者の移動交通、印刷物の電気使用、イベントで発生する廃棄物の処理、シャトルバスの運行、会場設営車両の移動交通に伴うCO2排出量の合計約18トン(t-CO2)をオフセットしました。
令和2年度
【北広島町Snow Festival】
令和3年1月30日(土曜日)、31日(日曜日)にユートピアサイオトで開催された「北広島町Snow Festival」における参加者の自家用車での移動交通に伴うCO2排出量約7トン(t-CO2)をオフセットしました。
令和元年度
【道の駅舞ロードIC千代田 神楽の日】
2019年度に開催した「道の駅舞ロードIC千代田 神楽の日」の来場者及び神楽団の自動車での移動交通に伴うCO2排出量約4トン(t-CO2)をオフセットしました。
【広報きたひろしま4月号】
令和2年3月に発行する「広報きたひろしま4月号」の印刷に伴うCO2排出量約3トン(t-CO2)をオフセットしました。
【地球温暖化防止月間】
株式会社RCC文化センターがCSR活動の一環として行う12月の「地球温暖化防止月間」におけるガソリン使用に伴うCO2排出量約2トン(t-CO2)をオフセットしました。
令和元年12月23日に北広島町役場にて北広島町もくもくクレジットを購入した同社に、カーボン・オフセット証明書の授与を行いました。
【第36回八幡高原聖湖マラソン大会】
令和元年9月1日(日曜日)に北広島町西八幡原で開催された「第36回八幡高原聖湖マラソン大会」における会場でのエネルギー使用、関係車両の燃料消費、発生するごみの処理に伴うCO2排出量約2トン(t-CO2)をオフセットしました。
平成30年度
【ボールゲームフェスタin北広島】
平成31年3月16日(土曜日)に北広島町豊平総合公園で開催された「ボールゲームフェスタin北広島」における参加者の日常生活、参加者の移動交通、会場でのエネルギー使用に伴うCO2排出量約3トン(t-CO2)をオフセットしました。
【きたひろ薪フェスティバル】
平成31年3月23日(土曜日)に万徳院跡(北広島町舞綱)で開催された「きたひろ薪フェスティバル」における参加者の日常生活、参加者の移動交通、会場でのエネルギー使用に伴うCO2排出量約2トン(t-CO2)をオフセットしました。