一般社団法人 北広島町地域エネルギー会社
設立の趣旨
本町では、令和4年の「2050年ゼロカーボンタウン宣言」を契機として、地球温暖化を引き起こす二酸化炭素の排出削減と、地域課題の解決の両立を目指した取組を開始しています。
この度、町内に豊富に存在する太陽光や水、森林などの自然資源から電気や熱を作り出し、町内で消費する「エネルギーの地産地消」を実現するため、地域エネルギー会社を設立しました。この事業によって得られた収益は、子育てや教育環境の充実や生物多様性の保全等の持続可能なまちづくりに充てることとしています。
特に、事業で得られた収益を最大限地域に還元できるよう、法人格を「一般社団法人」とし、「株式会社」では事業採算が悪く事業化できない公益事業にも積極的に取り組むことで、住民や地元企業に親しまれ、必要とされる会社になることを目指します。
取組内容
主に町内の再生可能エネルギー由来の電気を送電する小売電気事業を実施するほか、太陽光発電設備等の設置や保守管理に関する事業、事業所等の省エネコンサルタント、木質バイオマス由来の熱供給事業など、幅広くエネルギー事業を実施することとしています。
設立当初は、町有の川小田小水力発電所で発電した電気の一部を公共施設に送電する事業から始め、順次民間の事業所や住宅に送電先を拡大することとしています。
法人の内容
(1)名 称:一般社団法人北広島町地域エネルギー会社
(2)所在地:広島県山県郡北広島町有田1234番地(北広島町役場内)
(3)構 成:代表理事 箕野 博司
理事 5名、 監事 2名
(4)事務局:北広島町環境生活課
(5)設立までの経緯
令和6年3月25日 法人設立総会
令和6年3月28日 定款認証
令和6年4月 1日 法人登記申請 (4月11日 登記完了確認)
関連する資料
広報きたひろしま(令和6年6月号)
(株)タクマエナジーとの小売電気事業の連携に関する協定と代理店契約について(令和6年7月25日報道発表) [PDFファイル/240KB]