予防接種(日本脳炎)についてご確認ください
日本脳炎予防接種(特例措置)について
日本脳炎とは
日本脳炎は、日本脳炎ウイルスにより発生する疾病で、蚊を介して感染します。名前は日本脳炎ですが、日本からフィリピン、インドあたりまで、東南アジアで流行している病気です。
日本脳炎ウイルスに感染すると、およそ1,000人に1人が脳炎を発症し、発症した方の15%が死亡するといわれています。
ワクチンの効果
ワクチン接種により、日本脳炎の罹患リスクを75~95%減らすことができると報告されています。
日本脳炎予防接種の対象者の拡大(勧奨差し控えによる救済措置)
日本脳炎の予防接種後に重い病気になった事例があったことをきっかけに、平成17~21年度まで、日本脳炎の積極的勧奨(日本脳炎の予防接種のご案内をすること)を差し控えていました。
その後、新たなワクチンが開発され、現在は日本脳炎の予防接種を再開していますが、平成17~21年度に日本脳炎の予防接種を受ける機会を逃がした方を対象に、定期接種の不足回数分を接種できる救済措置が設けられています。
定期予防接種(特例措置)の対象者
生年月日 | 接種期間 |
---|---|
平成7年4月2日から平成19年4月1日生まれの方 | 20歳の誕生日の前日まで |
接種費用
無料
※予防接種券は、接種日現在、北広島町に住民登録がなければ使用できません。また定期接種として規定している接種間隔を満たさない場合や接種期間を過ぎた場合は使用できません。
特例接種の受け方
区分 | 回数 | 接種間隔 | ||
---|---|---|---|---|
標準的な接種間隔 | 必ずあける必要がある接種間隔 | |||
1期 | 初回 | 2回 | 初回から6~28日の間隔 | 6日以上の間隔 |
追加 | 1回 | 1期初回(2回目)終了後おおむね1年 | 1期初回(2回目)終了後6か月以上 | |
2期 | 1回 | - | 9歳以上で、1期追加(3回目)終了後、6日以上の間隔 |
不足している回数(1~3回) | 6日以上の間隔をおいて不足している回数を接種 ※ただし、2期相当(4回目)は9歳以上 |
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※実際の接種スケジュールについては、医師にご相談ください。
※20歳未満で接種を開始した場合であっても、接種時点で20歳を過ぎている場合は、定期予防接種になりません。
※日本脳炎第2期の接種は、通常は約5年の間隔をあけるものとされていますが、1期追加接種完了後6日以上の間隔をおけば接種できます。
※日本脳炎第3期は平成17年度に廃止となっています。
予防接種券・予診票の再交付
予防接種券や予診票を紛失されている方は、こども家庭課へご相談ください。
参考
平成24年度の日本脳炎定期予防接種に関する案内リーフレット 保護者の皆様へ[PDFファイル/124KB]<外部リンク>
日本脳炎ワクチン接種に係るQ&A[PDFファイル/196KB]<外部リンク>