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暮らしDXの実現に向けて

印刷用ページを表示する更新日:2023年3月1日更新

笑顔を寄付に変える実証実験

広島県の主催するひろしまサンドボックス事業「The Meet 広島オープンアクセラレーターGov-Tech-Challenge」で北広島町が採択した一般社団法人One Smile Foundation「スマイラル事業」について、北広島町内の公立保育園と公共・商業施設で「笑顔を寄付に変える」実証実験を行っています。

笑顔の数に応じて発生した寄付金(1笑顔=1円)のうち、50%は令和6年能登半島地震義援金として、50%は北広島町内で生物多様性の保全などに取り組むNPO西中国山地自然史研究会へ寄付を行い、ブッポウソウの巣箱設置を行います。

寄付原資は、保育園の写真販売収益と商業施設設置端末への企業広告収入を見込みます。

辻氏説明 サンクス

(参考)The Meet 広島オープンアクセラレーターGov-Tech-Challenge
広島オープンアクセラレーター 採択提案決定! - 北広島町ホームページ (kitahiroshima.lg.jp)

(参考)一般社団法人One Smile Foundation
https://1smilefoundation.org/<外部リンク>

実証実験の概要

保育所での写真撮影及び写真販売

スマートフォンやタブレットにインストールした笑顔検知アプリ「Smilal」で自動撮影した子どもたちの普段の活動の写真を、承認制ウェブサイト「スマイラル写真販売」で保護者に向けて販売(※実証実験期間中は無料)します。

これにより、活動場所に置きっぱなしでも写真撮影が可能となり、職員の写真撮影の業務負担が軽減されます。
また、保護者も保育所での子どもの日々のようすが見えやすくなり、保育所の職員や子どもとのコミュニケーションの活性化が期待されます。

笑顔検知

端末が設置された町内5か所の地点で笑顔が検知されると、IoT電池が通信して保育所内に設置したおもちゃの電車が動きます。子どもたちにもわかりやすく1笑顔=1円の「寄付の発生」を可視化することができます。

また、経済的な寄付が難しい人であっても、笑顔によって社会や地域に経済的な貢献することができます。
笑顔を向けるというポジティブな行動や寄付活動によってウェルビーイングを高めながら、社会や地域への愛着やつながりが強化されることが期待されます。

実証実験期間

令和6年2月28日から4月末まで

端末設置個所

写真撮影機能+笑顔検知機能+笑顔を検知して動くおもちゃ

北広島町立保育所2か所(南方・本地保育所)

笑顔検知機能+笑顔を検知して動くおもちゃ

北広島町役場本庁アトリウム
特定非営利活動法人西中国山地自然史研究会事務局(北広島町役場芸北支所内)

笑顔検知機能

千代田サンクスショッピングセンター

 

道路設備点検のDX化共同実験

社会インフラ設備の維持管理業務をDX化することで省コスト化し、住民が安心して暮らせる持続可能な社会の実現をめざし、北広島町、NTTビジネスソリューションズ(株)及び日本電信電話株式会社アクセスサービスシステム研究所の3者で共同実験を実施します。

走行

共同実験概要

画像取得イメージ​​

町道を、簡易カメラを取り付けた車両で走行し、沿道の画像を取得し、画像認識AIを用いて、標識とガードレールの沿道設備の錆を自動検出し、設備点検を行います。

車両は北広島町公用車・NTT西日本グループが所有する普通自動車を使用し、簡易カメラは市販のデジタルカメラを用いて、沿道を動画で撮影します。

本実験を通じて、人手を増やすことなく点検業務を実施する「ながら点検」の実現をめざしており、町内巡回などの点検業務以外で走行した車両で取得した画像から、画像認識AIにより設備の状態を把握することが可能なため、点検業務に必要な人的稼働のコスト削減が期待できます。

共同実験のスケジュール

令和4年8月末まで   車両による画像取得
令和4年9月末まで   取得画像から画像認識AIによる設備と錆の自動検出の評価
令和4年10月末まで 簡易カメラと画像認識AIによる点検業務DX化の有効性の評価

(参考)NTTビジネスソリューションズ(株)ホームページ
北広島町にて道路設備点検のDX化実験を開始 ~簡易カメラと画像認識AIの活用による設備点検の省コスト化にむけて~|ニュースリリース|NTTビジネスソリューションズ (nttbizsol.jp)<外部リンク>

スマート農業推進事業(水田の自動灌水ゲート)実証実験

耕作放棄地や荒廃農地の減少と農業の担い手不足を解消するため、スマート農業の実証実験を行います。

実証実験

実証実験概要

(1)Iotを活用して、水田管理作業の省力化
(2)基地局の設置(電波到達半径3km)
(3)給水・止水ゲートと水位センサー機器の設置
(4)ゲート開閉、水位水温のデータ収集

実証実験の期間

令和4年7月~8月(落水まで)

 

「中山間地でのラストマイルインフラの構築」実証実験

令和2年4月から光高速通信網とデジタル技術を活用して、地域課題を解決し、町民の生活を豊かにするため、北広島町DXチームを立ち上げ、DXの取り組みを進めてきました。令和3年5月には「デジタル町民ファースト」を宣言し、改めてデジタル化による新たな価値の創造に挑戦しているところです。

 この度、ひろしまサンドボックス事業「D-EGGS PROJECT」において、Yper(株)の自動配送ロボットによる「中山間地域でのラストマイルインフラの構築」事業が採択されました。北広島町役場本庁・ショッピングセンターサンクス周辺をフィールドとして実証実験を行います。

令和3年9月号

広報きたひろしま 令和3年9月号 [PDFファイル/2.79MB]

 

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