いま伝承館では「芸北の草木染コレクション展」開催準備を行っています。
展示に向けて、点検と虫干し作業を行っています。
虫干しとは、直射日光をさけて干し、風を通して湿りけやかび、虫食いを防ぐことを言います。
湿気の多い日本では古くから行われています。
近年では、化学薬品を用いた防カビ・防虫が主流ですが
点検の為にも、文化財を長く後世に受け継いでゆくためにはには欠かせない作業です。
北広島町が保有している、国指定重要有形民俗文化財「芸北の染織用具及び草木染めコレクション」は、
町内で収集された全179点の資料群で、衣服作りをたどることのできる、貴重な資料です。
令和2年10月24日(土曜日)~11月23日(月曜日・祝日)
芸北民俗芸能保存伝承館にて開催予定です。