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広島CSVラボと連携協力協定を結びました。

印刷用ページを表示する更新日:2025年11月11日更新

連携協定書締結式

 令和7年11月7日(金曜日)に、北広島町と水力発電を起点とした価値共創・社会イノベーションの創出等を行う「広島CSV※ラボ」(ラボ長:イームル工業株式会社 代表取締役会長:山口克昌)が連携協力協定を締結しました。これを契機として、本年5月に選定された脱炭素先行地域「水と共生するまちづくり~町と県が連携した行政主導型小水力開発~」の推進強化が期待されます。(CSV=Creating Shared Value(共有価値の創造))

連携協力協定集合写真
前列:左から)広島CSVラボ長 山口克昌氏、北広島町長 箕野博司、慶應義塾大学教授 玉村雅敏氏
後列:左から)広島CSVラボコア研究員 田中力氏、明電舎常務執行役員 今 伸一郎氏、広島県環境県民局環境担当部長 岡田誠司氏、同コア研究員(町職員) 田中大市​

趣旨

 連携協力協定の締結により、広島CSVラボのコア研究員の派遣、同ラボ内で検討している水力情報プラットフォーム構想との連動を通じた知見・ノウハウの水平展開を進め、脱炭素先行地域の取組はもとより、両者が地域資源を有効活用した水力発電所の促進によるネットゼロカーボンの実現を加速させ、地域活性化モデルの実例を構築していきます。​​

連携協力事項

(1)北広島町における地域資源を有効活用した小水力発電所の促進によるネットゼロカーボンへの加速に関すること
(2)北広島町における小水力発電を起点とした価値共創による社会システムの立案及びその推進に関すること
(3)北広島町における脱炭素先行地域づくり事業の推進に関すること
(4)両者の知的、人的および物的資源の活用に関すること
(5)その他、目的を達成するために必要な事項

広島CSVラボについて

 広島県の中山間地域では人口減少社会に伴う地域経済の減衰、自然災害の激甚化・頻発化、生活インフラの老朽化、高齢者のフレイル問題(加齢による心身の衰え)など多くの課題に直面している。
 地域に眠る資源である小水力発電を利活用しつつ、エネルギーの持続的な供給・活用を行うことから生まれる、地域と多様な主体との「つながり」を活かした社会課題解決に取り組むことで、関係主体が「All-Win」となり活力ある地域づくりにつながる社会システムの開発・実践に挑む。
 将来的には、その成果を同様の課題を抱える他地域にも水平展開し、広島県そして日本全国の中山間地域の活性化につながることに加えて、広島で研究開発をした、広島発での仕組みとして、グローバルに進展する気候変動問題に対する取り組みの一助となることを目指す。
【広島CSVラボ 参画メンバー(五十音順)】(2025年4月24日現在)
イームル工業株式会社、叡啓大学、株式会社エネコム、慶應義塾大学 SFC研究所、北広島町、JAひろしま、庄原市、中国電力株式会社、廿日市市、株式会社ひろぎんホールディングス、広島県、株式会社フジタ、マツダ株式会社、株式会社明電舎、八洲電機株式会社

参考

明電舎プレスリリース
産官学民で「小水力発電&社会課題」に挑戦する共創プロジェクト「広島CSVラボ」は北広島町と連携協力協定を締結しました | 明電舎<外部リンク>