安佐動物公園の写真展，ギャラリートークを開催

大朝公民館では、平成29年10月10日（火曜日）から26日（木曜日）まで安佐動物公園の写真展を開催しています。
16日には、屋野丸勢津子飼育員さんによるギャラリートークを開催し、園児さん、小学生のみなさんを中心にたくさんの方が聞きに集まってくれました。動物公園まで遠いこともあって、大朝でお話を聞けるのが魅力の一つです。動物の写真も愛らしいナイスショットの作品ばかりで素敵でした。
「今回見逃した！」といわれる方は、北広島町図書館で10月28日（土曜日）から11月12日（日曜日）まで写真パネルの展示をされますので、どうぞご覧ください。

今回お話してくださった屋野丸さんは、飼育員歴20年のベテランの方です。今はクロサイ担当の飼育員さんで、いろいろ詳しくクロサイのことをお話くださいました。パネルシアターで楽しく説明していただき子ども達も興味津々でした。本物の角を見せてくださり、重さとかにおいとか肌で感じることができました。角は何からできているのかを実験を通して説明していただき、髪の毛やつめと同じものだということが理解できました。

安佐動物公園で全国に誇れることの1つにクロサイの繁殖があるそうです。子ども、孫…5代目にあたる来孫(らいそん)まで67頭いるというお話にびっくりしました。クロサイの角は毎年どんどん伸びるのですが、母親が角を削るしぐさを子どもが真似をして同じように角を削ることを覚えるそうです。だから、親子で角の形がそっくりになるそうです。人間も同じように、親子でしぐさがにているでしょうといわれ、動物は親の行動から学ぶことがたくさんあり、それで似てくるんだな～と納得しました。