「国立大学法人広島大学と北広島町との包括的連携協力に関する協定」に基づき、広島大学脳・こころ・感性科学研究センター(以下広島大学BMK)の研究に係る実証実験参加者を募集します。
夜間トイレ照明と睡眠・覚醒に関する探索的研究
【研究責任者】広島大学脳・こころ・感性科学研究センター 准教授 笹岡貴史
【研究協力】北広島町
トイレの照明と睡眠、個人の日々の状態との関係を明らかにすることで、夜間のトイレ利用状況からウェルビーイングに働きかける健康要素について探索すること
令和7年5月上旬~7月上旬の約2か月間(予定)
10家庭(最大20名)
●就寝前・就寝途中で使用するトイレを、指定した照明条件で使います
●入浴時・充電時を除き、配布するスマートウォッチを装着して2か月間ふだんどおりの生活を行います。1か月ごとに質問紙に答えます。
●スマートウォッチは、睡眠や活動量、心拍などの生理データを自動で計測します。ご自身のスマートフォンやタブレットなどにインストールしたアプリを用いて、データの同期をします。
自宅の就寝前・就寝途中に利用するトイレの便座(便器に取り付けられている座る部分)を交換する必要があります。交換については、共同研究機関が委託した業者が取付工事を行います。また、交換した便座は元に戻すことができません。
また、実験期間中、トイレ室内にトイレを使用した時刻を取得するセンサ(ドアセンサ)を設置します。
以下の条件をすべて満たす人はご応募いただけます。
●北広島町内に在住する40歳以上
●平日に開催する「研究に関する説明会(2回)」と「実験後インタビュー」に参加できる
●ふだんから日中活動する(夜勤などがない)
●就寝中にトイレで起きることがある
●睡眠障害や睡眠導入剤の常用がない
●スマートフォンやタブレットを持っている
●トイレ便座の交換やドアセンサの設置(実験期間中のみ)に同意できる
●実証実験で利用した最新の温水洗浄便座を実証実験終了後もそのまま使えます
●広島大学BMKから、協力謝金を受け取ることができます
①トイレの便座・便器を正面から撮影した写真
②天井から床までが含まれるトイレ室内の写真
③便座のメーカーと型番(わかる場合)
(例)TOTOのTCF5830
※メーカー名と型番は便座のふたに記載されている場合が多い
令和7年3月11日(火曜日)まで
北広島町LINE公式アカウントを友だち登録し、専用の応募フォームに入力してください。
応募いただいた内容を、北広島町から広島大学BMKに提供します。
広島大学BMKで匿名化処理を行った上で共同研究機関に提供し、実証実験参加者を選考します。
選考の結果については、北広島町から後日お知らせします。
▼応募はこちら
https://apply.e-tumo.jp/town-kitahiroshima-hiroshima-u/line/authorize?tempSeq=22340&openExternalBrowser=1<外部リンク>
選考の結果、実証実験参加者となった人は、以下のいずれかの実証実験説明会に参加してください。
(1)令和7年3月27日(木)15:00~16:00
(2)令和7年3月27日(木)19:00~20:00
北広島町まちづくりセンターアトリエ
広島大学BMK及び共同研究機関より本実証実験に関する詳細説明を行います。
広島県の主催するひろしまサンドボックス事業「The Meet 広島オープンアクセラレーターGov-Tech-Challenge」で北広島町が採択した広島大学広島大学 脳・こころ・感性科学研究センター 「きたスポ×健康経営推進プロジェクト」について、北広島町内に事務所を置く令和4年度健康経営優良企業と協働で実証実験を行っています。
スマートウォッチや連携した総合健康アプリ「Mirai健康手帳(北広島町版KH_Mirai)」、体脂肪量や筋肉量などの健康指標を計測する機器を用いた月例の計測会などを通じて、従業員の健康指標を可視化し、行動変容につなげようとするものです。
実証実験期間後半には、健康イベントとして企業対抗で健康指標をスポーツのように競い合い、集団での健康志向を高めるとともに、新たに身についた健康改善行動の習慣化・定着を目指します。
(参考)The Meet 広島オープンアクセラレーターGov-Tech-Challenge
広島オープンアクセラレーター 採択提案決定! - 北広島町ホームページ (kitahiroshima.lg.jp)
(参考)広島大学広島大学 脳・こころ・感性科学研究センター
広島大学 脳・こころ・感性科学研究センター (BMKセンター)Webサイト (hiroshima-u.ac.jp)<外部リンク>
睡眠時も含め、常時スマートウォッチを装着してふだん通りの生活を行います。
1日1回、アプリ「KH_Mirai」を開き、簡単なアンケートに回答します。
実証実験開始時(T0)から1か月後(T1)、2か月後(T2)に健康指標計測会を行います。
健康指標計測会では、体組成(筋肉量や脂肪量)、体内糖化度、野菜摂取量、姿勢スコアなどを計測するするほか、安静時心拍のデータも取得します。
また、毎日のアンケート回答とは別に、7様式のアンケートに回答します。
令和6年3月上旬から5月下旬まで
約50名
⑴広島イーグル株式会社
広島イーグル株式会社 (ekkeagle.com)<外部リンク>
⑵株式会社ジェイ・エム・エス千代田工場
株式会社ジェイ・エム・エス -人と医療のあいだに・・・- (jms.cc)<外部リンク>
⑶有限会社ハナキ保険企画
有限会社 ハナキ保険企画 (hanakihoken.com)<外部リンク>
⑷広島銀行千代田支店
広島銀行 (hirogin.co.jp)<外部リンク>
⑸北広島町(役場本庁)
北広島町ホームページ フロントページ (kitahiroshima.lg.jp)
広島県の主催するひろしまサンドボックス事業「The Meet 広島オープンアクセラレーターGov-Tech-Challenge」で北広島町が採択したMilk.株式会社「宇宙技術ハイパースペクトルによるAI画像分析」について、実証実験を行っています。
すでにレモンの腐敗予測などに使われている141原色を分解・識別できる「ハイパースペクトルカメラ」を用い、北広島町でも生産が盛んな「米」をテーマに撮影およびAIによる画像分析を行います。
(参考)The Meet 広島オープンアクセラレーターGov-Tech-Challenge
広島オープンアクセラレーター 採択提案決定! - 北広島町ホームページ (kitahiroshima.lg.jp)
(参考)Milk.株式会社
https://www.milk-med.com<外部リンク>
米のサンプル(精米・玄米)をハイパースペクトルカメラで撮影し、既製の食味計のデータとの比較分析を行います。
令和6年3月上旬から7月下旬まで
広島県の主催するひろしまサンドボックス事業「The Meet 広島オープンアクセラレーターGov-Tech-Challenge」で北広島町が採択した一般社団法人One Smile Foundation「スマイラル事業」について、北広島町内の公立保育園と公共・商業施設で「笑顔を寄付に変える」実証実験を行っています。
笑顔の数に応じて発生した寄付金(1笑顔=1円)のうち、50%は令和6年能登半島地震義援金として、50%は北広島町内で生物多様性の保全などに取り組むNPO西中国山地自然史研究会へ寄付を行い、ブッポウソウの巣箱設置を行います。
寄付原資は、保育園の写真販売収益と商業施設設置端末への企業広告収入を見込みます。
(参考)The Meet 広島オープンアクセラレーターGov-Tech-Challenge
広島オープンアクセラレーター 採択提案決定! - 北広島町ホームページ (kitahiroshima.lg.jp)
(参考)一般社団法人One Smile Foundation
https://1smilefoundation.org/<外部リンク>
スマートフォンやタブレットにインストールした笑顔検知アプリ「Smilal」で自動撮影した子どもたちの普段の活動の写真を、承認制ウェブサイト「スマイラル写真販売」で保護者に向けて販売(※実証実験期間中は無料)します。
これにより、活動場所に置きっぱなしでも写真撮影が可能となり、職員の写真撮影の業務負担が軽減されます。
また、保護者も保育所での子どもの日々のようすが見えやすくなり、保育所の職員や子どもとのコミュニケーションの活性化が期待されます。
端末が設置された町内5か所の地点で笑顔が検知されると、IoT電池が通信して保育所内に設置したおもちゃの電車が動きます。子どもたちにもわかりやすく1笑顔=1円の「寄付の発生」を可視化することができます。
また、経済的な寄付が難しい人であっても、笑顔によって社会や地域に経済的な貢献することができます。
笑顔を向けるというポジティブな行動や寄付活動によってウェルビーイングを高めながら、社会や地域への愛着やつながりが強化されることが期待されます。
令和6年2月28日から4月末まで
北広島町立保育所2か所(南方・本地保育所)
北広島町役場本庁アトリウム
特定非営利活動法人西中国山地自然史研究会事務局(北広島町役場芸北支所内)
千代田サンクスショッピングセンター
社会インフラ設備の維持管理業務をDX化することで省コスト化し、住民が安心して暮らせる持続可能な社会の実現をめざし、北広島町、NTTビジネスソリューションズ(株)及び日本電信電話株式会社アクセスサービスシステム研究所の3者で共同実験を実施します。
町道を、簡易カメラを取り付けた車両で走行し、沿道の画像を取得し、画像認識AIを用いて、標識とガードレールの沿道設備の錆を自動検出し、設備点検を行います。
車両は北広島町公用車・NTT西日本グループが所有する普通自動車を使用し、簡易カメラは市販のデジタルカメラを用いて、沿道を動画で撮影します。
本実験を通じて、人手を増やすことなく点検業務を実施する「ながら点検」の実現をめざしており、町内巡回などの点検業務以外で走行した車両で取得した画像から、画像認識AIにより設備の状態を把握することが可能なため、点検業務に必要な人的稼働のコスト削減が期待できます。
令和4年8月末まで 車両による画像取得
令和4年9月末まで 取得画像から画像認識AIによる設備と錆の自動検出の評価
令和4年10月末まで 簡易カメラと画像認識AIによる点検業務DX化の有効性の評価
(参考)NTTビジネスソリューションズ(株)ホームページ
北広島町にて道路設備点検のDX化実験を開始 ~簡易カメラと画像認識AIの活用による設備点検の省コスト化にむけて~|ニュースリリース|NTTビジネスソリューションズ (nttbizsol.jp)<外部リンク>
耕作放棄地や荒廃農地の減少と農業の担い手不足を解消するため、スマート農業の実証実験を行います。
(1)Iotを活用して、水田管理作業の省力化
(2)基地局の設置(電波到達半径3km)
(3)給水・止水ゲートと水位センサー機器の設置
(4)ゲート開閉、水位水温のデータ収集
令和4年7月~8月(落水まで)
令和2年4月から光高速通信網とデジタル技術を活用して、地域課題を解決し、町民の生活を豊かにするため、北広島町DXチームを立ち上げ、DXの取り組みを進めてきました。令和3年5月には「デジタル町民ファースト」を宣言し、改めてデジタル化による新たな価値の創造に挑戦しているところです。
この度、ひろしまサンドボックス事業「D-EGGS PROJECT」において、Yper(株)の自動配送ロボットによる「中山間地域でのラストマイルインフラの構築」事業が採択されました。北広島町役場本庁・ショッピングセンターサンクス周辺をフィールドとして実証実験を行います。
広報きたひろしま 令和3年9月号 [PDFファイル/2.79MB]