社会インフラ設備の維持管理業務をDX化することで省コスト化し、住民が安心して暮らせる持続可能な社会の実現をめざし、北広島町、NTTビジネスソリューションズ(株)及び日本電信電話株式会社アクセスサービスシステム研究所の3者で共同実験を実施します。
町道を、簡易カメラを取り付けた車両で走行し、沿道の画像を取得し、画像認識AIを用いて、標識とガードレールの沿道設備の錆を自動検出し、設備点検を行います。
車両は北広島町公用車・NTT西日本グループが所有する普通自動車を使用し、簡易カメラは市販のデジタルカメラを用いて、沿道を動画で撮影します。
本実験を通じて、人手を増やすことなく点検業務を実施する「ながら点検」の実現をめざしており、町内巡回などの点検業務以外で走行した車両で取得した画像から、画像認識AIにより設備の状態を把握することが可能なため、点検業務に必要な人的稼働のコスト削減が期待できます。
令和4年8月末まで 車両による画像取得
令和4年9月末まで 取得画像から画像認識AIによる設備と錆の自動検出の評価
令和4年10月末まで 簡易カメラと画像認識AIによる点検業務DX化の有効性の評価
(参考)NTTビジネスソリューションズ(株)ホームページ
北広島町にて道路設備点検のDX化実験を開始 ~簡易カメラと画像認識AIの活用による設備点検の省コスト化にむけて~|ニュースリリース|NTTビジネスソリューションズ (nttbizsol.jp)<外部リンク>
耕作放棄地や荒廃農地の減少と農業の担い手不足を解消するため、スマート農業の実証実験を行います。
(1)Iotを活用して、水田管理作業の省力化
(2)基地局の設置(電波到達半径3km)
(3)給水・止水ゲートと水位センサー機器の設置
(4)ゲート開閉、水位水温のデータ収集
令和4年7月~8月(落水まで)
令和2年4月から光高速通信網とデジタル技術を活用して、地域課題を解決し、町民の生活を豊かにするため、北広島町DXチームを立ち上げ、DXの取り組みを進めてきました。令和3年5月には「デジタル町民ファースト」を宣言し、改めてデジタル化による新たな価値の創造に挑戦しているところです。
この度、ひろしまサンドボックス事業「D-EGGS PROJECT」において、Yper(株)の自動配送ロボットによる「中山間地域でのラストマイルインフラの構築」事業が採択されました。北広島町役場本庁・ショッピングセンターサンクス周辺をフィールドとして実証実験を行います。
広報きたひろしま 令和3年9月号 [PDFファイル/2.79MB]