北広島町消防本部・本署庁舎は、昭和55年に建設され、40年以上が経過し、施設の老朽化が著しく、必要とされる耐震基準を満たしていないのが現状です。
そこで、住民の安全を守る施設として庁舎の耐震性能を確保し、適切な機能を備えた災害に強い堅牢な庁舎へ建て替えることになりました。
新しい北広島町消防本部・本署庁舎を整備し、これからも町民の皆様の安全と安心を守って行きます。
また、この度の新庁舎建設に伴い、住民の皆様にご不便ご迷惑をおかけすると思いますが、ご理解とご協力の程、よろしくお願い致します。
新庁舎では、訓練施設を整備し、消防隊員が火災や救助などの訓練を日々行い、各種災害に備えることが可能となります。
高機能消防指令システムを備えた通信指令室を庁舎3階へ設け、水害等の大規模災害の発生時にも対応できるようになっています。
さらに、非常用発動発電機や受電設備を屋上へ設置し、停電時でも指令業務や消防署としての機能を停止させることなく、24時間365日北広島町の防災拠点としての役割を果たすことができる設計となっております。
近年、全国の消防本部では多くの女性消防吏員が活躍している中、当消防本部の庁舎には、女性消防吏員用のスペースが設けられていませんでした。
そこで、新庁舎には女性用仮眠室や更衣室、浴室などを整備し女性消防吏員が働きやすい環境を確保しました。
太陽光発電設備の設置、複層ガラスを使用した窓とするなど、空調設備の効率化を図り、環境への影響にも配慮しました。
また、多目的トイレやエレベーターを設置し、老若男女問わず、来庁者にもやさしい庁舎となっています。
場 所:北広島町春木516番地(現・北広島町消防本部・本署 敷地内)
構造・面積: 鉄筋コンクリート造・1796.2平方メートル
(庁舎棟)4階建て、1679.98平方メートル
(訓練塔)3階建て、116.22平方メートル
1 階:車 庫(消防車両最大10台収容可能)
その他居室(倉庫、資器材庫、出動準備室、トレーニングルーム)
2 階:講堂、職員生活スペース(仮眠室、食堂、浴室、洗面所)
3 階:事務所、通信指令室、通信仮眠室、会議室、消防長室、書庫等
4 階:機械室
令和5年10月 着工
令和6年10月 新消防庁舎完成→引越し
令和6年11月 旧消防庁舎解体→外構整備
令和7年 3月 全工程完了
新庁舎建設に伴い、駐車スペースに限りがございます。来庁者の皆様は道路向かい、奥側の臨時駐車場をご利用くださいますようお願い致します。
消防本部・本署庁舎整備基本計画 [PDFファイル/20.87MB]
※今後の状況により計画内容が変更になる可能性があります。