北広島町では、災害発生時における避難所での生活用水の確保のため、非常用浄水装置を令和7年8月に導入しました。
令和6年1月1日に発生した能登半島地震では、大規模な断水が発生し、水道の復旧に数か月を要し、生活用水確保の難しさが浮き彫りとなりました。
災害発生時には長期間、生活用水の供給が途絶えることを想定しておく必要があります。北広島町では飲料水を備蓄しているほか、関係事業所と連携協定を結び、災害時の水確保のために対策を行っています。
この度、より複層的な備えを実現するため、河川や池、プールなどを水資源のひとつとして有効活用し、衛生的な生活用水を安定的に確保することができる非常用浄水装置を導入しました。
この設備は、必要な場所へ運搬し、設置・運用が可能な浄水装置です。災害時における避難所等での生活用水の確保をはじめ、様々な場面で活用していきます。
非常用浄水装置(可搬式):2台
処理能力:2,000リットル/時
エンジン:空冷4サイクルガソリンエンジン単気筒