教育委員会の職員が,平成27年6月に実施した仕事をリレー形式で紹介しています。
6月27・28日平成27年度中国地区スポーツ推進委員研修会が鳥取市で開催され、北広島町から4名のスポーツ推進委員と事務局1名が出席しました。
講演会や代表自治体のスポーツ推進の実践発表、実技研修など盛りだくさんな研修会でした。
講演会では、高橋 明さん(シドニーパラリンピック車椅子バスケットボール全日本チーム総監督)が「可能性を信じて~変化する素晴らしさ~」という演題で講演されました。高橋さんは、日本初の身体障害者スポーツ施設に関わったことやシドニーパラリンピックなどの体験談を話されました。
実技研修では、パットゲームスター・ふうせんバレーボールなどを体験しました。パットゲームスターは屋内でできるミニゴルフのようなもので、広大な場所を移動することが困難な人でもできるニュースポーツです。
ふうせんバレーはその名の通り、大きめのふうせんを使用したバレーボールで、ハンディキャップのある方も含めて皆で楽しめるニュースポーツです。参加した皆さんは真剣に取り組んでいました。北広島町内のスポーツイベントでも、この新たなスポーツができればと思います。(槙野)
パットゲームスターの様子
ふうせんバレーボールの様子
平成27年度第1回目の社会教育委員会議が6月26日に開かれました。
今回の会議では、平成27年度生涯学習事業や埋蔵文化財事業の予定を確認し、各公民館や図書館取り組みを話しました。また、社会教育委員としての振り返りや今後の課題などの意見を交わしました。
短い会議時間でしたが、有意義な話し合いができました。
最後には、教育長が北広島ふるさと夢プロジェクトについて語りました。
6月30日、現社会教育委員の方たちは2年間の任期を終えられます。
北広島町の社会教育に多大な貢献をしてくださいました。また、7月よりは新たな委員の方にご活躍いただきます。
委員皆様のご尽力に感謝申し上げます。(槙野)
教育長が夢プロジェクトを解説
昨年5月、蔵迫で土取り作業中に人骨が発見され、警察も駆けつける「事件」となりましたが、結局は古墳時代の横穴墓に埋葬された9体分の人骨であることがわかりました。6月21日、「人骨が物申す」と題して、分析をお願いした下関市立土井ヶ浜・人類学ミュージアム名誉館長、松下孝幸さんの報告講演会を開催しました。これまで有田・壬生周辺の弥生墳墓や古墳で見つかった人骨同様、稲作をもたらした中国大陸や朝鮮半島からの渡来系民族の特徴を持っていることが報告されました。また、若者の体格“向上”や、もてはやされがちな「小顔」は短命化への兆候であり、便利になりすぎた現代生活や食生活の見直しが必要と、40年間の人骨研究で到達したという結論に100名の聴講者は聞き入っていました。(佐々木)
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人骨や出土遺物の展示に見入る参加者
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佐々木は前座で発掘調査報告をしました
今年度はじめての生物多様性審議会を開催しました。生物多様性審議会では,平成25年度に策定した「生物多様性きたひろ戦略」の推進状況を,本年度1年間をかけて審議していただきます。この日の会議では,役場内各課の取組状況を確認するとともに,町内のさまざまな団体で進められている取組や,町民のみなさまへの認知度調査なども進めていくことが提案されました。(白川)