教育委員会の職員が、平成27年度7月に実施した仕事をリレー形式で紹介しています。
高原の自然館では、自然館を運営するNPO法人西中国山地自然史研究会の職員に加え、かりお茶屋のスタッフも合わせ、全員で救急講習を受講しました。
戦国の庭歴史館もAEDの設置にあわせ、スタッフが救急講習を受講しました。(大下)
全国高校野球選手権広島大会において優勝し、初めて夏の甲子園へ出場する広島新庄高等学校硬式野球部の激励式を役場本庁で行いました。町長や町議会議長の激励の後、キャプテンの佐々木君が決意表明を行い、甲子園での試合への意欲を伝えていました。彼らの健闘を祈り、甲子園での活躍を職員一同応援しております。(井口)
キャプテン佐々木君の決意表明の様子
千代田中央公民館にて被爆ピアノのコンサートが開催されました。この被爆ピアノは8月6日に爆心地から約1月8日kmの民家で被爆したものです。
このコンサートでは、ピアニストの向井理佐美さんとソプラノ歌手の工西美穂さんによる演奏と一般演奏者(町民)6名による演奏が行われました。
被爆ピアノ(みさこのピアノ)物語の朗読
一般演奏者による演奏の様子
町内の中学生へボランティアを呼びかけ、10名の生徒が参加しました。
会場の設営や受付・ゲスト演奏者の接待などコンサートの設営を手伝ってくれました。彼らの活躍のおかげで、このコンサートが成功しました。(高本)
受付の様子
看板設置の様子
全ボランティアスタッフ
7月26日(日曜日)に「戦国時代の大工の技の体験会」を行い、町内外から多くの方に参加いただきました。
始めに、三浦正幸先生(広島大学大学院教授)に大工道具の歴史や使い方について解説いただきながら、墨壺(すみつぼ)で丸太に直線を引く、裏目(うらめ)ものさしで丸太を図り角材を割り出す、チョウナやヤリガンナで丸太の表面を加工するという戦国時代さながらの体験を行いました。その後は昔の履物、下駄(げた)の製作。出土した下駄の形を参考にして、ノコギリを使いながら長方形や楕円形の下駄を作りました。夏休みの良い思い出になったのではないでしょうか。(沢元)
体験!墨壺を使って丸太に直線を引きました
戦国時代の建築現場の再現!チョウナではつる
ノコギリを曳いて下駄をつくりました
「ふるさとを知り、ふるさとを愛し、将来ふるさとに住みたい、ふるさとに帰りたくなる子どもの育成」を目的に、本年度から「北広島 ふるさと夢プロジェクト」を実施しています。
7月27日(月曜日)に事業の本格始動として、町内すべての小学校3年生が北広島のお宝(ひと・もの・こと)を見学・体験する学習を行いました。この学習は、「北広島 お宝発見・体験ツアー」と銘打ち、北広島町の自然・文化財・文化等のすばらしさを知り、ふるさとが好きになり誇りを持ってもらうためのものです。
近隣の学校が合同で町内の企業や施設で学習したり、町内の同学年が一堂に会した全体会では、ゲームを通して同学年の児童と交流したりするなど、児童間の親睦を図りました。
児童は、様々な北広島のお宝を発見することができたと思います。
天狗シデ
オオアサ電子
全体会での町長の話
全体交流会
全体交流会
夢天文台アストロドリーム
どんぐり庵(そば打ち)
芸北民俗芸能保存伝承館
JB北広島乗馬クラブ
芸北高原の自然館
見学させていただいた町内の業者・施設の皆さん、ご協力ありがとうございました。(沖中)
教育長講話の様子
本年度採用で、町内の小・中学校に勤務となった教職員を対象とした、第1回北広島町初任者研修会を開催しました。
この研修は、北広島町学校教育の現状と課題についての理解を深めることにより、課題解決に向けた実践的力量を高めること、また、教育指導等に係る実践的な内容について研修を行うことにより、初任者の指導力の向上を図ることを目的に実施しています。
今回は、服務規律、授業改善及び生徒指導についての研修と、町内文化財等の実地研修を行いました。
参加者は、とても熱心に受講し、積極的に発言していました。
研修で学んだことを生かし、子供達の健やかな成長のために、これからも頑張ってください。(大畑)
研修の様子
文化財実地研修の様子
広島県スポーツ推進委員研究大会が尾道市民センター向島で行われました。そこで、北広島町の3名のスポーツ推進委員が勤続10年の感謝状を受けました。また、この大会ではアスレチックトレーナーによる講演がありました。
北広島町スポーツ推進委員は北広島町内のスポーツに関する指導、助言や地域住民と行政のコーディネーター、スポーツ施策の推進役です。また、毎年行われる研究大会やあらゆる講習会で新たなスポーツや審判方法を学ばれ、北広島町のスポーツ振興に尽力されています。今後も委員の皆さんのご活躍に期待します。(井口)
感謝状を受けた3名の北広島町の委員
感謝状贈呈の様子
講演研修会の様子
7月9日~10日に庄原市東城町の帝釈峡において開催された、全史協中国地区協議会大会に参加しました。この会は、史跡等文化財の保存整備に賛同する市町村で組織された協議会です。1日目は総会行事の後、「名勝地の保護」、「帝釈峡遺跡群の発掘調査50年とその成果」について講演研修会が行われました。2日目は、名勝帝釈川の谷史跡寄倉岩陰(よせくらいわかげ)遺跡、天然記念物雄橋(おんばし)、帝釈峡博物展示施設時悠館(じゆうかん)の視察研修を行いました。(田辺・大下)
名勝帝釈峡川の谷史跡寄倉岩陰遺跡
天然記念物雄橋
帝釈峡博物展示施設時悠館
研修内容は、北広島町長期総合計画と総合戦略策定、今年度から3年間で行う「ふるさと夢プロジェクト事業」について研修し、職員の共通認識を深めました。(石坪)
6月21日に行った講演会「人骨が物申す~人骨から北広島町人のルーツと未来を探る~」の関連行事として塚ヶ原横穴墓(つかがはらおうけつぼ)の出土品を展示しました(7月21日終了)。
塚ヶ原横穴墓は昨年5月に土取り工事中に見つかった遺跡です。遺体を埋葬していた部屋(玄室(げんしつ))は今回の工事で壊れており全容は分かりませんが、9体分の人骨のほか耳環(じかん)や須恵器(すえき)の甕(かめ)、土師器(はじき)などがみつかり、6世紀末~7世紀頃の墓であることが分かりました。町内ではこの時期は横穴式石室(よこあなしきせきしつ)古墳が主流で、地山に横穴を穿っただけの横穴墓は現在3例しかみつかっておらず、当町の古墳時代の墓制を考えるうえで貴重な遺跡です。昭和15年ころ発見され、初例となった杉ノ峠(すぎのたお)横穴墓(新庄)の出土品の展示も併せて行いました。(沢元)
山口市で開催された西日本草原研究グループ研究会に白川が出席しました。芸北中学校が挑戦科の授業の枠を使って始めた、北広島町夢プロジェクトの授業「茅プロジェクト(カヤプロ)」について紹介しました。また、明治時代や昭和時代初期に作成された地形図を利用して、草原面積の変化を解析する作業について、概ね終了する見込みがつきました。これで、明治から昭和、平成へと時代が変わるにつれて、どのように草原の面積や分布が変わってきたのかが明らかになります。(白川)
特定非営利活動法人アース・アイデンティティー・プロジェクトが主催する「世界一大きな絵」の取組に北広島町の全小学校の児童が「北広島 ふるさと夢プロジェクト」の一環として参加し、「夢」をテーマに絵を描きました。それぞれの学校で、自分・学級・学校・地域・北広島町の夢を描いています。各校が分担して縦1メートル×横5メートルを5枚描き、縫い合わせて大きな絵となりました。大きな絵に描かれている「夢」が実現できることを祈っています。役場正面に本日より2週間程度掲示します。お近くにお寄りの際にはご覧ください。(沖中)
7月6日、芸北中学校1年生が有間の町指定文化財上本家(旧石橋家)住宅で茅ぶき家屋での生活を体験しました。茅プロジェクトは、中学生が地域に呼びかけ茅を供給する仕組みをつくり、「茅」を通じた地域活性化を図り、ふるさとへの愛着を育むことを目的とします。その導入プログラムとして茅ぶき家屋を体感しながら、本町出身の茅ぶき職人井野修さんから屋根葺き仕事にとどまらず、茅の生産・文化にわたる幅広い話を聞くとともに、今後の展開について話し合いました。昼は唐臼(からうす)精米のカマド炊きご飯のおむすびと地元でとれた具だくさんの豚汁で、町長、副町長、教育長を囲んで食事をして過ごしました。(大下)
上本家住宅の歴史も学びました
唐臼を使って精米しました
みんなで昼食の準備をしました
茅ぶき職人井野さんを囲んで茅について学びました
食事をしながら町長、副町長、教育長と懇談
7月3日、山県警察署から講師を迎え、全職員を対象とした安全運転研修が行われました。実地での始業前点検とDVDを使った講義を受け、職員は公用車を運転するという自覚を持つことを再確認しました。日頃から自動車を運転する機会が多い私たちは、「だろう運転」ではなく「かもしれない運転」を心がけ、馴れによるヒューマンエラーを起こすことのないよう危機感をもって運転したいものです。そして何より、「公用車の購入も修理も、町民の皆様の大切なお金が使われている」ということを忘れず、公用車を運転するときは普段の運転のときよりより一層気を引き締めるとともに、自らが点検や洗車をする心の余裕も大切にしていきたいと思います。(田辺)
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業前点検の様子
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講義の様子