教育委員会の職員が、平成28年12月に実施した仕事をリレー形式で紹介しています。
12月18日(日曜日)、安芸太田町 川・森・文化・交流センターにおいて芸北地区スポーツ推進委員の研修会が開催され、北広島町のスポーツ推進委員とともに参加しました。
研修の内容は、加計高等学校が全国的に活躍するライフル競技の体験です。国体広島県監督の馬渡さんと加計高等学校の林先生が講師です。また、体験研修には加計高等学校のライフル競技部の皆さんが補助についてくれていました。
午前中に「ライフル競技」についての説明が行われ、午後からビームライフルを使った体験と簡単な競技を行いました。
実際に体験してみると、10メートル先の直径4.5cmの丸い的はとても小さく感じました。また、講師が話されていた「一発一発心を整えて打つ」ことの難しさも感じました。初めての貴重な体験でしたが楽しく受講できました。
今後、北広島町でも開催できればと思っています。(沖中)
説明の様子
体験の様子
お見事!満点
北広島町には、森や川の豊かな恵みを受けながら作られた、美しい里地・里山があります。しかし、私たちをとりまく社会生活が変わったことで、「ササユリが減った」「魚が減った」「イノシシやシカが増えた」など、身近な自然の変化が実感されています。
エコ・カフェは、ふるさとの自然を遊び、楽しむ人たちから、「楽しくて豊かな活動」について話をしていただき、失われつつあるふるさとの里山を守り、受け継いでいく大切さや方法を共有する場です。
これまでに、芸北、大朝、豊平の3会場で開催し、地元のおいしいお茶・お菓子をいただきながら、和やかな雰囲気の中で、自然の中で心豊かに暮らすお話に花が咲きました。
最終回となる千代田会場では、木版アートユニット ポロンパの島田ご夫妻と、茅葺き職人の井野氏に、話題提供をしていただきます。
小さなお子さんからご年配の方まで、どなたでもご参加いただけます!ぜひ、お気軽にお越しください。(新中)
エコ・カフェ in 千代田
日時:平成29年1月14日(土曜日) 14時00分~16時00分
場所:千代田中央公民館
参加費:おひとり様 500円(お菓子代として)
申込先:NPO法人西中国山地自然史研究会
電話:080‐6334‐8601
メール:staff@shizenkan.info
アートパフォーマンス
身近な自然や暮らしを扱った絵手紙の紹介(入澤さん)
北広島でエコな暮らしの紹介
北広島町の自然を活かした環境教育の取組紹介(志賀さん)
和やかな雰囲気の会場
大人気の本格カフェブース!
最後は「エコカフェ」ポーズでパシャリ
12月14日、芸北 高原の自然館の白川学芸員が、加計高校芸北分校の地域農業という授業で、一年生全員に向けて、授業を行いました。
将来、どこで暮らしたいか?どんな仕事をしたいか?という質問から始まり、話に入りやすい雰囲気で授業は進みます。将来、芸北で暮らしたいという生徒もおり、生徒たちの地域への意識が感じられて少し嬉しく感じました。
将来を考えるとき「これがやりたい」という、自分の軸があることが大切だということ、軸があれば、困難や嫌なことでも乗り越えられること、という言葉が印象深く、とても心に残りました。
また、仕事をするときには、歴史性、平和、文化を大切に考えているそうです。
白川学芸員が関わっている地域での保全活動の例として、芸北小学校の「せどやま教室」や、芸北中学校の「茅金市場」の説明もありました。両活動とも、山や草原と関わってきた芸北の歴史や文化を継承した活動です。しかも、保全活動だけではなく、せどやま券という地域通貨の利用による地域経済の活性化にも、つながっているという取り組みとなっています。
何もないと言われる芸北でも、山林や草原を資源として考えることでメリットとなり、そこが地域社会の活性化にも繋がるという、解りやすい例えでした。
最後に「地域の資源を生かして、高校生には何ができますか?」という宿題を残して、授業は終わりました。小学生はせどやまの木。中学生は草原の茅。果たして、高校生からはどのような資源が飛び出るのでしょうか?答えが少し楽しみですね。
今日の授業で、自分と芸北の将来のことを、少しでも考えてもらえることができたら嬉しいです。(前田)
白川学芸員の話を、メモを取りながら熱心に聞く。
みんなで話し合って考えるシーンも。
最後の宿題は難問かも?
12月8日(木曜日)、千代田地域学校支援連絡協議会が、「平成28年度『地域学校協働活動』推進に係る文部科学大臣表彰」を受賞され、12日には、町長と教育長へ受賞の報告のため来庁されました。
この表彰は、学校と地域が連携・協働して行う地域学校協働活動等のうち、他の模範と認められるものに対して贈られるもので、文部科学省の講堂で行われた表彰式には、全国から135団体が集まりました。千代田地域学校支援連絡協議会は、「一斉ボランティア清掃」や「ともに千代田っ子を育てる会」を主催されるなど、8年間の継続した学校支援活動を評価されての今回の受賞となりました。
来庁された福田美佐子会長(千代田中学校PTA会長)と栗栖千賀子委員(八重東小学校長)は今回の受賞をとおして、「学校と地域、学校と保護者のつながりだけでなく、地域と保護者が手を携えて学校を支援していく必要性を感じた。」と報告されました。(落合)
受賞会場にて
表彰状受賞
町長へ報告
教育長へ報告
懸垂幕設置
12月6日(火曜日)に川迫小学校で図書委員さんを対象に本のPOP作り教室を実施しました。
今年の図書委員のみなさんは昨年の図書委員が作ったPOPを見て自分たちも作りたい!と思っていたそうで、今回の教室をとても楽しみにしてくれていました。
まずは図書館職員がPOPとは何か?どのような効果があるのか?など、昨年の図書委員のみなさんが作った作品を例に挙げながら、作る順番やポイントを説明しました。
まずはPOPの台紙の色を何色にするか。絵本の表紙と見比べながら選びました。次は台紙の縁取りや帯に使う紙の色選び。台紙の色が決まると、そこからの作業はとても速くて、どんどん進んでいきました。
台紙の紙選び、何色にしようかな
波型のはさみで縁取り、とってもきれいです!
帯(おび)にもきれいな飾りテープで一工夫
川迫小学校の図書室に展示しました
事前に絵本を選び、おすすめポイントを書き、それぞれ「こんな風につくりたいな~」というイメージができていたようです。
いろいろな模様のマスキングテープやお花やカニの形が作れる型抜きパンチなどを上手に使って素敵な作品ができました。(池田)
12月7日、「北広島町通学路交通安全プログラム」に基づき、町内の各小中学校から報告を受けた危険箇所の点検を、山県警察署・広島県西部建設事務所安芸太田支所・北広島町総務課・建設課・北広島町教育委員会の合同で行いました。
今回の点検は、報告を受けた箇所の内、町内18箇所の現地確認を行い、それぞれの立場から見解や意見を出し合い、対策案をまとめました。
今後は、学校やPTAを加えて推進会議を行い対策を具体化し、危険箇所の改善に向けて取り組んでいきます。(大本)