たつやまはちまんじんじゃほんでん つけたり むなふだ
小倉山城跡の南西800mにある吉川氏の氏神。現在の本殿は永禄元年(1558)、吉川元春が再建。内陣の柱に「此宮永禄元年戊午歳建申候 珎融(花押)」の墨書銘がある。三間社流れ造り、銅板葺き。県下では厳島神社につぐ古い建物といわれる。
昭和37年(1962)6月21日
外観常時公開
もくぞうやくしにょらいおよびりょうわきじぞう
古保利(こおり)薬師堂は山県郡の郡司一族の氏寺と推定される廃福光寺跡。
半丈六の薬師如来坐像、脇侍の日光月光菩薩立像とも平安時代初期(9世紀)の一木造。
国宝指定:昭和17年(1942)12月22日
重要文化財指定:昭和25年(1950)8月29日
古保利薬師収蔵庫で公開
古保利(こおり)薬師堂は山県郡の郡司一族の氏寺と推定される廃福光寺跡。
千手観音立像・吉祥天立像・3体ある十一面観音立像・四天王立像など多様な仏像群は最盛期には49坊あったと伝えられる塔頭群の諸仏を集めたものか。ともに平安時代初期(9世紀)の一木造。
昭和37年(1962)2月2日
古保利薬師収蔵庫で公開