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防災教室「みんなで考える防災教室」

印刷用ページを表示する更新日:2018年8月28日更新

平成30年8月25日(土曜日)に大朝保健センターで防災教室 ”みんなで考える防災教室”を開催しました。講師は広島県自主防災アドバイザーの西田井恭子さんです。この夏平成30年7月豪雨の被災地となった広島県。土石流や山崩れで家屋の損壊や亡くなられた方も多くいらっしゃいました。いつそういう自然災害に遭遇するかわかりませんから,その対応を身に着けておくことがとても大事です。北広島でも各地域で自主防災組織を立ち上げ,研修を実施されています。今日は,グループに分かれてクイズ形式で学びました。

教室の様子1  教室の様子2  教室の様子3

 

 最初に,非常持ち出し袋について説明していただきました。『市販のものを買って「これで安心!」と思ってはダメですよ』と痛い一言。『家族構成によって必要なものがそれぞれ違います。自分の家族で考えることが必要です』と説明されました。また,防災についての様々な本が出ているけど,うのみにしないでまずは疑ってみることも大事です。とも言われました。専門家によっても意見がいろいろで,災害の種類,状況によって必要な物,身に着けるグッズも違ってきます。『これが正解。はありません』という一言が印象的でした。

教室の様子4  教室の様子5  教室の様子6

 次に,「地震が発生した○○町」での救助を地図と指示カードを使って疑似体験しました。これは少し難しく,時間内で救助ができないグループもありました。消火活動に必要な物・人を運ぶのに,毛布を使う場合の方法など知ることができました。説明だけでなく,実際に必要な物リストを選んだり,疑似体験できたことがよかったと思います。


9月1日は防災の日です。この講座をきっかけにみなさんの防災意識がより高まることを願っています。