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企業版ふるさと納税
平成28年度税制改正において、「企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)」が創設されました。この制度は、国が認定した地方公共団体が実施する地方創生への取り組みに対して、町外に本社を有する企業が寄附を行った場合に、税額控除の措置を受けられるものです。
令和2年度に地方創生の更なる充実・強化に向けて、制度の大幅な見直しが行われました。これにより、損金算入による軽減効果(寄附額の約3割)と合わせて、最大で寄附額の約9割が軽減され、実質的な企業の負担が約1割まで圧縮されるなど、より使いやすい仕組みとなりました。
認定を受けた計画について
寄附の対象事業について
企業版ふるさと納税による寄付は、国から認定を受けた地域再生計画に記載されている「第2期北広島町総合戦略」に掲げられた施策に関連する事業が対象となります。
本町では、「北広島町まち・ひと・しごと創生推進計画」が、国から地域再生計画として認定を受けました。
第2期北広島町総合戦略に掲げる基本目標、取組の方向性、主な事業の一部を紹介します。
取り組み方向性 | 主な取り組み・事業 |
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しごとの育成・創業支援 | ・ビジネス創造支援事業 ・北広島町商工会と連携した支援体制の強化 |
主要産業への就業促進 | ・産業フェア開催事業 ・就職から住まい、暮らしまでパッケージ提案による就業促進 |
農林畜産分野へのブランド化と人材確保 | ・新規就農総合対策事業 ・きたひろしま軟弱野菜ブランド構築事業 ・森林資源の活用促進 |
取り組み方向性 | 主な取り組み・事業 |
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ひとを呼び込む「きたひろしまの魅力」発信 | ・農山村体験交流事業 ・北広島町観光プロモーション ・伝統芸能による活性化 ・スポーツをキーワードとした地方創生事業 |
ふるさとを愛する心と夢を育む教育の推進 | ・小中一貫教育推進事業 ・特色ある学校づくり推進事業 ・学力向上推進事業 ・地元高等学校支援事業 |
取り組み方向性 | 主な取り組み・事業 |
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結婚支援 | ・結婚支援活動補助事業 ・多様な場所、機会をとらえた婚活支援の促進 ・気楽に参加・交流のできるイベントの開催 |
安心して出産・子育てのできる環境づくり | ・結婚・妊娠・出産・育児の切れ目ない支援事業 ・子育て世代包括支援センター ・ファミリーサポート事業、病後・病後児等保育事業 ・児童医療費助成制度の拡充 |
取り組み方向性 | 主な取り組み・事業 |
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健康づくり・元気づくりの促進と地域づくりを担う人材の育成 | ・元気づくり推進事業の継続 ・特定検診(基本健診)・がん検診の継続 ・集落支援員と協力隊を核とした地域活動の推進 ・きたひろ学び塾~With |
安全・安心な住環境の構築 | ・認知症総合支援事業 ・生活支援体制整備事業 ・空き家改修費等補助事業 ・AI、ICTなどを活用した公共施設の活用促進 |
ひとが集う生活拠点の充実と支援の強化 | ・都市計画区域内用途地域見直し策定 ・役場本庁周辺整備検討 ・公共交通網見直し策定事業 |
具体的な事業の詳細は、「第2期北広島町総合戦略」をご参照ください。
寄附手続きの流れ
- 寄附のご相談
電話、メールなどによりお気軽にご相談ください。
事業内容の説明や寄附の流れ、企業版ふるさと納税の取組についてご説明いたします。 - 寄附の申し出
寄附申出書をダウンロードしていただき、必要事項をご記入の上、ご提出ください。
寄附活用事業については、第2期北広島町総合戦略の基本目標1から基本目標4のいずれかを選択してください。詳細については、第2期北広島町総合戦略でご確認ください。 - 寄附金の払込み
所定の納付書にて払い込みいただけます。 - 受領証の送付
寄附金の入金が確認できましたら、寄付金の受領証を送付いたします。
受領証は、税額控除の手続きの際に必要となりますので、大切に保管いただきますよう、よろしくお願いします。
- 寄附申出書 [Wordファイル/18KB] [PDFファイル/48KB]
- 記載例 [PDFファイル/94KB]
ふるさとコネクトのご利用
寄附募集事業ははふるさとコネクトからもご覧いただけます。
北広島町の掲載プロジェクト(ふるさとコネクト)<外部リンク>
- 旧南方小学校廃校再生プロジェクト<外部リンク>
- 「スマート農業」推進事業<外部リンク>
- スポーツをキーワードとした地方創生事業<外部リンク>
寄附受領実績
寄附を活用した事業について
旧南方小学校廃校再生プロジェクト
児童減少による統廃合により、旧南方小学校は平成25年に閉校となりました。このプロジェクトは、地域住民の発案に賛同したメンバーによる提案であり、地域住民の憩いの場はもちろんのこと、町内外から人が訪れ交流できる施設として活用したい。そんなプロジェクトチームの思いを実現していきたいと考え、多様なまちづくりの担い手と行政が相互に連携し取り組んでまいります。
「スマート農業」推進事業
北広島町は稲作を中心とした農業の盛んな地域であるとともに、県内有数の集落営農先進地でもあります。
しかし、近年は人口減少や高齢化に伴う農業の担い手不足や、山林が近いため有害鳥獣被害があり農作物の収量や品質の低下などの多くの課題も抱えております。
2021年5月に「北広島町デジタル町民ファースト宣言」をし、積極的にDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を行い、新たなアイデアやデジタル技術を活用して町内農業の課題に取り組んでおります。
町内には個人農家に加え、農業集落法人や第3セクター、民間企業などの多様な農業経営体が実証実験のフィールドとして提供可能です。
スマート農業技術の導入により、農作業の省力化、効率化を促進します。経営規模拡大による持続可能な農業経営体を育成し、若者が農業で安定した収入を得られる雇用環境を目指しています。
地元高等学校支援事業
北広島町には、広島県立千代田高等学校、広島県立加計高等学校芸北分校、広島県新庄高等学校の公立学校と私立学校あわせて3つの高等学校があります。各学校では教育環境の充実、スポーツ活動の促進、伝統文化を含む文化活動など特色のある学校づくりを進めています。地域に根差し、子育て世代に選ばれる学校づくりを支援することで、若い世代を中心に住み続けたい、子育ての希望がかなえられるまちづくりを目指します。
- 広島県立千代田高等学校<外部リンク>
- 広島県立加計高等学校芸北分校<外部リンク>
- 広島県新庄高等学校<外部リンク>
スポーツをキーワードとした地方創生事業
北広島町には、日本トップクラスのソフトテニスのクラブチーム「どんぐり北広島」の活動拠点があり全国から合宿や大会に毎年多くの人が訪れています。また、チームと住民との交流を通じて地域に活力と新たなコミュニティが生まれています。
スポーツが地域や経済を活性化させるキーワードになることに注目し、スポーツとの触れ合いを通じて町民幸福度の最大化に取り組んでいます。
ふるさとコネクト<外部リンク>
きたひろ学び塾~With
北広島町では「第2次北広島町長期総合計画」を策定し、平成29年度から令和8年度までの10年間の総合的なまちづくりの指針を示し、計画の重点方針を「地域に根付き、未来を担う ひとづくり」と定めています。
「きたひろ学び塾~With」では、地域課題の解決による「住みたい、住んで良かった、住み続けたい」と満足感を感じることのできるまちづくりの推進を図りため、プログラムを実施しています。
寄附にあたっての留意事項
- 北広島町内に本社がある企業からの寄附は、税額控除の対象外となります。
この場合の本社とは、地方税法における「主たる事務所または事業所」を指します。 - 1回あたり10万円以上の寄附が対象となります。
- 寄附を行うことの代償として、経済的な利益を受け取ることは禁止されています。
企業版ふるさと納税の詳細についてはこちらからご確認ください。
企業版ふるさと納税ポータルサイト<外部リンク>