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ギャラリートーク

印刷用ページを表示する更新日:2019年7月1日更新

野鳥を身近にかんじてもらおう!

 令和元年6月29日土曜日、北広島町図書館本館でギャラリートークを開催しました。1日から開催中の渡り鳥写真展に合わせてのギャラリートークです。今年は身近な野鳥にスポットをあてて、NPO法人西中国山地自然史研究会の上野吉雄博士を講師に迎え、高原の自然館学芸員の白川勝信さんを聞き手にいろんなお話を聞きました。新聞に掲載されたこともあり、およそ65名の方が聞きに来てくださいました。

ギャラリートークの様子1   ギャラリートークの様子2  ギャラリートークの様子1

 『コウノトリ』の飛来は農業とのかかわりが深いこと、以前大朝に飛来した『コウノトリ』はまだ若い鳥で居場所を求めてさまよって来たらしいこと、育つにはとてもたくさんのドジョウなどのエサが必要で、環境が合えばやってくることなど教えていただきました。

 『ブッポウソウ』は夏鳥で芸北や大朝地域に毎年飛来してきています。鳴き声が≪ブッポウソウ≫だと思い違いをされている方がいるようですが、鳴き声はカエルのように≪ゲ、ゲッゲーゲ≫で、とても美しいとは言えません。≪ブッポウソウ≫となくのはフクロウの仲間だそうです。

 それ以外にも『アカショウビン』『ヤイロチョウ』『シラガホオジロ』『カッコウ』などの紹介もあり、楽しいギャラリートークになりました。渡り鳥のお話を聞きながら、自然豊かな北広島町の環境を守っていく努力が必要だと感じました。人間と植物、生物がうまく共生していくために、まずは[知る』ことのきっかけになったのではと思います。

 『北広島町には、留鳥より渡り鳥が多くてびっくりしました。実はあまり鳥には興味がなかったけど≪ブッポウソウ≫のオスとメスがつがいになるまでの苦労話などおもしろく聞くことができました。鳥が社会性を持っているなど、初めて聞く内容で興味深く聞きました』などの感想を寄せてくださいました。

 ギャラリートークの様子4  ギャラリートークの様子5