令和7年度の芸北文化ホールの日常をお知らせします。【随時更新】
65歳以上の高齢者の方を対象にした健康づくりのための教室が、年間を通して毎週火曜日に、第1研修室で開催されています。町福祉課の委託を受けた健康運動指導士の多井先生の指導により、前半は「脳トレのゲーム」、後半は「体を動かす体操」をされます。最後は、オリジナルの「スキッと体操」をされています。毎回の参加者は、10数名で送迎車を利用できることになっています(他地域からも参加)。参加者の方は、ゲーム・体操を楽しみにされ、心身の健康づくりを進んで行っておられます。
始めに、北広島町老連芸北支部総会が開催され、昨年度の活動報告・決算、今年度の活動計画・予算について審議されました。その後、記念講演があり、浜田市の安藤美文さんによる「浪曲 壺坂霊験記」、江津市の盆子原悦子さんによる「南京玉すだれ」、和崎悦子・盆子原悦子さんによる「腹話術」がありました。浪曲では、目の不自由な夫と妻の夫婦愛の物語に感動され、南京玉すだれでは、その技に感心され、腹話術では軽妙な人形との会話を楽しまれました。参加された皆さんは、笑顔と元気をもらって帰られました。
昨年の11月に、芸北文化ホール前の花壇に球根を植えたチューリップの花が開花しました。4種類の球根を植えましたが、まずは薄い黄色と赤色の花が咲き始めました。チューリップの後は、ヒマワリやアサガオ等を育てることにしています。花壇には、フジバカマも植えてあり、開花時期の秋には、日本で唯一の渡り蝶 アサギマダラ(大型で薄いあさぎ色をしたまだら模様の羽を持って優雅に飛翔する蝶)の飛来が期待できます。1年間を通して来館される皆様の目を楽しませる花壇にしていきたいと考えています。
今年度も、高齢者の方の在宅生活を支援するために、調理実習室で年間を通して毎週 火・木曜日に、芸北ふれあい弁当が作られています。社会福祉協議会の方が世話をされ、調理ボランティアの方(40名)が、毎回5名程度、芸北文化ホールに集まって弁当を作られます。できたての弁当は,配達ボランティアの方により直接自宅へ届けられます。毎回、約26名の方が利用されていて、温かい手作り弁当を楽しみにされています。ボランティアの方が、「助け合い」の地域づくりに大きく貢献されています。
多目的ホールで、芸北中学校の入学式が厳粛に挙行されました。12名の生徒が入学し、全校生徒は31名になりました。細田校長先生から入学を祝い激励する式辞があり、その後、来賓祝辞・生徒代表歓迎の言葉・新入生代表宣誓等がありました。加計高校芸北分校は、7日に入学式があり28名の新入生がありました。芸北中学校・加計高校芸北分校は、学校の諸行事や地域学習の会場として、当館を年間を通して利用されます。芸北地域づくりセンター・町図書館芸北分館は、今年度も地域の学校等の教育活動を支援し連携した取組を進めていきます