令和5年度の芸北文化ホールの日常をお知らせします。
5月22・23日に、大阪府大東市の四条畷学園小学校の6年生90名が、修学旅行として芸北をはじめ町内で民泊・田舎暮らし体験をされました。芸北文化ホールでは、民泊家庭との対面式・お別れ式が行われ、被爆体験について講師の方より話を聞き平和についても学習をされました。16日には、石川県の丸内中学校が同じく町内で民泊体験をされています。30日には大阪府の忠岡中学校が民泊体験をされます。芸北文化ホールは、北広島町内の民泊体験活動の拠点として利用されています。
5月18日(木)に、ドコモショップ千代田店の協力を得て、「スマホ教室」を開催しました。この教室は、北広島町地域づくりセンター連携事業として、年間を通して町内4地域の持ち回りで開催され、スマートフォンの基本的な操作方法などが学べる教室です。今回の講座内容は、スマホの基本操作とカメラの使い方についてでした。参加の皆さんからは、「いろんなスマホの機能が知れてよかった。」「丁寧に教えていただき、分かりやすかった。」等の声をいただきました。どの地域の教室にも参加できますが、事前の申し込みが必要です。スマホをもっと上手に使ってみたいという皆様のご参加をお待ちしております。
芸北文化ホールは,地域の諸活動の拠点として,学校・地域の方等に年間を通して多様に活用していただきます。芸北文化ホール利用の行事・活動について,「芸北文化ホール トピックス」コーナーを設け広く紹介することにしました。また,芸北文化ホールでは,「高原の自然史(全14号)」「フィールドガイド 芸北の自然」「芸北まるごと博物館(DVD)」「芸北 カメラが語る昭和初期(写真集)」など,特徴ある芸北の自然・歴史などに関する貴重な書籍等の販売も行っています。お越しの際は,ご覧ください。
高齢者の方の在宅生活を支えるために、調理実習室で年間を通して毎週 火・木曜日に、希望される方に「芸北ふれあい弁当」が作られています。社会福祉協議会のお世話で、調理・配達ともに地域のボランティアの方が行われています。利用者の方は手作りの温かい弁当を楽しみにしておられます。また、第1研修室では、年間を通して毎週火曜日に、65歳以上の高齢者の方を対象にした健康づくりのための教室「スキッと元気塾」が開催されています。健康運動指導士の先生の指導により、脳トレのゲームを楽しんだり体を動かす体操で、心身の健康づくりに取り組まれています。
朝の連続ドラマ等でも話題となっている「植物学の父」で日本を代表する植物学者 牧野富太郎博士は、本町の八幡を訪れられています。八幡には広い湿地があり、カキツバタの生育地となっていました。初夏になるとカキツバタが見事な花を咲かせます。博士は、カキツバタの美しさに感動され、ハンカチを取り出して紫の花汁を擦り付けたり着ていたワイシャツに直接擦り付けたりして喜ばれました。博士は旅館にもどられると、その時に自分で詠まれた句「衣にすりし昔の里か燕子花」を書で表されています。本館にはその句を含む直筆された書・四句を展示し、牧野博士の足跡とあわせて紹介しています。是非、来館してご覧ください。