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男性講座 

印刷用ページを表示する更新日:2020年2月21日更新

味噌造り講座

 今年度最後の講座は、「味噌造り」です。寒曳味噌を長らくつくられてきた間所地域の亀本さんと三國さんに、作り方を教えていただきました。秋に収穫した大豆を使って、寒い時期に味噌を仕込み約1年間寝かせて待ちます。今日作ったものが、すぐには味見できないのは残念ですが、来年冬まで楽しみに待つことにして楽しく味噌作りをしていただきました。

 味噌は、1300年も前から食べられてきた発酵食品でその種類も材料、色、味によってさまざまです。北広島町辺りでは米麹を使った甘辛味噌が主流です。自分で味噌を仕込む方も多いようで、冬から春先まで味噌造りが行われています。今回は男性対象の講座でしたが、結構興味をお持ちの方やすでに味噌造りをされている方の参加もありみなさん楽しんで参加して下さいました。

講座の様子1  講座の様子2  講座の様子3

 始めに寒曳き味噌を使った『味噌汁』を飲んでいただき、「この味の味噌をつくるんだな」とできあがりをイメージしていただきました。次に指導者の方から、おおよその工程を説明してもらい作業に入りました。大豆は柔らかく手で潰れるくらいになるまで蒸しておき、米麹は指導者の方に作っていただいていましたから、大豆と麹を混ぜる作業から取りかかりました。

講座の様子4  講座の様子5  講座の様子6

 大豆と麹が混ざったら、ミンサーにかけてすり潰します。そのすり潰された大豆に塩を少しずつ入れて混ぜます。それをソフトボール大の大きさにして、よく捏ねます。つやが出るくらい台の上で捏ねました。この作業は力が必要で大変でした。《ミンサー》が無いとできないのかね?と思わず、ラップの芯やすりこぎでしっかりたたいて潰しても十分潰れますので、工夫されるといいです。

講座の様子7  講座の様子8

 つやが出たら、空気を抜くように保存容器に押しつけるように入れます。しっかりと押さえたら、表面を平らにして焼酎を振ってラップで覆います。その上にポリ袋に入れた塩を重石として置き蓋をします。

 このまま室温で秋まで保存するとできあがります。土蔵の蔵が部屋の温度が一定でいいらしいですが、最近の住宅ではなかなかそうもいきません。おうちの中でいいところを見つけて保存してもらいましょう。

 『実用的でこのような講座に参加したい』『とても有意義でした。次もこういう物作り系の講座に参加したい』『生まれて初めての味噌造りに参加して感動した。ありがとうございました』『味噌は買って食べるものと思っていましたが、今回の味噌造りに参加し、同じように味噌造りをしても色々な味が楽しめるとの事。来年も作ってみたい。楽しい講座でした』などの感想を寄せて下さいました。味噌の造り方も手順がいろいろあるようです。今回教えていただいた方法で、また味噌造りに挑戦していただきたいと思っています。

そば打ちに挑戦しよう

 師走に入り、年越しに欠かせない【そば】を打つ教室を7日(土曜日)に行いました。豊平そば打ち保存会の方に指導していただき、一人ずつ7人分のそばを打ちました。そば打ちに、3年連続で参加くださるそば通もいらして『今日を楽しみにしていました』という声をいただきました。そば打ちで難しいのは[水回し] [練り]だそうです。行程ごとに先生が声をかけてくださるのでなんとかできるのですが、一人で打つときは、どのタイミングでOkなのか判断できないようです。難しいからハマるということがそば打ちの人気のようです。

 始めに、先生が打つのを見ます。その後、テーブルごとに順番に打ちます。

教室の様子1 教室の様子2 教室の様子3

 打ちたてのそばがおいしいのは、香りがあるからです。そばの香りは、1時間後には3割減るともいわれます。時間との勝負でもあるわけです。

教室の様子4 教室の様子5 教室の様子6

 試食タイムには講師の方が打ったそばをいただき、ご自分で打ったそばは、自宅で食べていただきます。ご家族の反応はどうだったでしょうか?『難しかったです。おいしくいただきました』『そば打ちは3回目ですが上手くなっているのかどうか?しかし楽しくやっています』『年越しそばは自分で打ってみようと思います』などの感想を寄せてくださいました。今年は自分で年越し用そばを打つぞ!という方もおられ、年越しが楽しみですね。

 

木工を体験しよう

 10月9日(水曜日) 大朝創作活動センターで、第2弾《木工》教室を開催しました。講師は新庄在住の森崎博夫さんで、レジ袋をかけて使うスタンドを作りました。ホームセンターや100円均一などでも手に入るものはたくさん出回っていますが、自分で一からつくるDIYに挑戦です。のこぎり・ドリル・グラインダー・インパクトドライバー等の工具の使い方も教えていただきました。

講座の様子1 講座の様子2 講座の様子3

 最初に支柱となる木材の両端を、グラインダーで削り、その後紙やすりでなめらかにします。次は袋を引っかける小さな棒を 木槌で埋め込みます。それから支柱を組み立てていきます。ネジで留める際、固定してインパクトドライバーを使うのですがなかなかうまくできません。2人組で協力し合い、作業を進めました。何本か打つうちにできるようになりました。

講座の様子4 講座の様子5 講座の様子6

 仕上げは、チェーンをつけて出来上がり。2時間の予定でしたが、少し時間が延びました。それでも完成したスタンドを見てはみなさん、満足そうな笑顔でした。『大変楽しめました。ありがとうございました』『楽しかったです』『久しぶりに同級生同士で話ができて,楽しい時間になりました』『脚を組み立てるのが難しかったです。できあがった作品にとても満足しました。大切にします』などの感想を寄せてくださいました。男性講座に初めて参加された方には、3回目以降の予定をお知らせし、続けての参加をお誘いしました。

  完成品


陶芸教室 土になじんでみよう

 今年も大朝地域づくりセンターでは、男性対象の講座を4回計画しています。初回は『陶芸』です。一人では陶芸になじみにくいもので、興味を持った方々で楽しんでもらえばいいなという思いで開催しました。講師は田原在住の碓井謙冶さん。粘土をこねるところから教えていただき、板作りでお皿、てびねりで酒器を一つ作りました。

 講座の様子1  講座の様子2  講座の様子3

 始めに、土のもみ方を体験しました。荒練りと菊練りを教わりました。これは中の水分を均等にするためと,空気を抜くためです。初めてではなかなか難しいのですが、《そば打ち》をされる方は,上手に捏ねておられました。今日は先生が捏ねていただいた土を使いました。

 皿・猪口・箸置き用と3つに粘土を分けて、最初に皿にとりかかりました。筒状に丸めた粘土を手を使ってたたいて伸ばします。ある程度広がったら次は塩ビ管のローラーで均一の厚みに伸ばします。そうしたら型紙をあてて切り取ります。長方形の形ができたら、4角を少し上に上げてシャレた感じに仕上げました。

講座の様子4  講座の様子5  講座の様子6

 猪口は、手動ろくろを使って作りました。まず、ろくろに粘土をおまんじゅうの形に中心に置きます。親指を真ん中に入れてくぼみを作ります。ろくろを回転させながら、粘土を持ち上げるように上に伸ばしていきます。両手を使って,厚みが同じになるようにするのですが,なかなか難しく厚くなったり薄くなったりしました。思い通りの大きさになったところで縁をきれいに切ってろくろから外します。 

 箸置きは,かまぼこ状に丸めて、真ん中を親指で押さえてくぼみを作ってできあがり。

みなさんとても楽しく作品作りに集中されていました。今日は粘土を捏ねる体験もさせていただき、ただ作品を作るだけではなく全工程を体験されて良かったと思います。陶芸に興味を持っていただけたらいいですね。

  作品

『良かったので、また開講してください』『良かったです。もう少し時間があってもいいかも』『陶芸は奥がふかいなと思った』などの感想を寄せていただきました。

今後、『木工教室』『そばうち』『味噌づくり』を計画していますので,引き続いて参加してほしいと願っています。