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きたひろエコ・ミュージアム 令和2年4月

印刷用ページを表示する更新日:2020年5月19日更新

ふるさとの昔話 願いの叶った黄幡さん

今回は千代田地域に伝わる民話です。
千代田地域、惣森にある八幡神社の境内には、八幡神社に並べて「黄幡(おうばん)さん」と呼ばれる、小さな社があります。よく見ますと、ここの黄幡さんは八幡神社よりも少しだけ高い位置に祀られています。
もともと「黄幡神社」というのは、インド、中国からやってきた古い信仰に基づく神様です。千代田地域には、ここ以外にもたくさんあります。
「黄幡神社」は、昔から、村々を災いから守る神様として大切にされてきました。
一方、八幡神社というのは、応神天皇を祀る神社で、源氏の守り神です。源氏系の武士、ここら辺りで言うと毛利氏や吉川氏が、この地を支配していた戦国時代に、町内のあちこちに建てられました。
したがって、神社の歴史から言えば、黄幡さんのほうが、八幡さんよりも古い、いわば先輩の神様ということになります。
元々、ここの黄幡神社は、ここから南へ1kmほど離れた大番谷という谷の奥の、この八幡神社よりもずっとずっと高い山の上に祀ってあったそうです。それが、ある時、八幡神社よりも下の街道沿いに下ろされことから、今回の話は始まります。

黄幡さんイラスト イラスト:入澤良枝


願いの叶った黄幡さん [PDFファイル/358KB]
※ 無断転用を禁止します。

 


千代田地域づくりセンター(旧:千代田中央公民館)
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