太極拳は古来中国に伝承された武術の一つです。自分の力を最も合理的に使う高度な技術で『柔よく剛を制す』武術と言われてきました。現代では、健康法として多くの方が学んでいます。有酸素運動による血流促進効果や、立位で片足になることも多く、脚筋力、バランス能力、全身持久力の向上に効果があると言われています。
12月6日火曜日 大朝地域づくりセンターで、参加者19名で講座を開催しました。講師は北広島町太極拳同好会のみなさんです。平素は社会福祉センターで、毎月2回活動されています。今回の参加者はほとんどの方が初めてで、興味津々で取り組んでおられました。最初は準備運動で、椅子に座った状態で、手足の末端からほぐしていきます。体幹を鍛えるための体操です、といわれ、体がポカポカ温かくなっていきました。それから足の動きを加えた太極拳にステップアップしていきました。立位の姿勢になると、動きが難しいと感じられる方が多かったですが、優雅に体を動かされていました。
回数を重ねていくとスムーズに動けるようになるようです。続けてやってみたいと言われた方もありました。おうちでも取り組める動きも多かったので是非続けてほしいと思います。
『思っていたより難しくて、よくわからなかったが、楽しくできた』『初めての体験でしたが、奥深さを感じました。動きは全く覚えられませんでしたが、すこしずつやってみたい』『奥が深くて一人ではやることができませんが、体が楽になりました』等の感想を寄せて下さっています。これをきっかけに、太極拳に興味を持っていただければ嬉しいです。