11月11日金曜日、大朝地域づくりセンターで10名の参加者で講座を行いました。今回初めて、大朝地域づくりセンターに来られた方もあり、今後のつながりもできました。
講師は大朝在住の仲井孝子さんで、大朝に移住されてからそれまでの生け花よりも、もっと自然な形での生け花に魅力を感じられたそうです。周りにある樹木や草花上手に活かして、自然の景色を写しとるように生けておられます。今回は、ドングリ、ワラビ、シダ、ツワブキ、ベニスモモ、ヨウシュヤマゴボウ、エノコログサ、アジサイを山や自宅から準備くださり、それにダリア、リンドウ、ヒャクニチソウ、レオノチスを産直で用意されました。秋は、実の付く樹木も多いし、葉っぱの紅葉もさまざまなので、いい花材が見つかるようです。
講師が見本を3種類生けてくださり、自分の好みの作品を選んで生けました。今回は、小作品なので3~4種の花を使いました。どうしてもたくさん使ってしまいがち。すっきり仕上げるのは難しかったです。花がたくさんついているのも、一つだけにしたり、並んでる葉っぱは、間を取ってすっきり茎だけが見えるようににしたりと、手を加えておられました。
参加者の方からは、『とても勉強になりました。十人十色の作品がすてきでした』『器によってそれぞれの作品ができあがり、心豊かになれた気がします』『とても楽しく参加させてもらいました。そして、いろんな木、草、花の生け方を習い、自然を見ることが楽しみになりました。いい勉強になりました。ありがとうございました』などの感想を寄せてくださいました。周りの草花にちょっと目を向けて、自然な形で生け花を楽しんでほしいものです。