今年から新しく始めた講座「きたひろディープ」です。私たちは,北広島に住んでいながら,地元のことを意外に知りません。そこで,忘れがちな地元の自然,歴史,文化,民俗などを,よりディープ(深く)知ろうという目的で始めました。
募集に応じて参加してくれた人たちと公民館職員とで,座学研修と現地研修の二本建て行います。
第一回目の「きたひろディープ」は,20人ほどの参加を得て,芸北八幡を舞台に,三段峡の北広島町部分や,昭和32年にダムの底に沈んだ樽床について学びました。
※ 現在,芸北民俗博物館と樽床民家は工事のため,平成31年4月25日まで閉館中です。
三段峡は安芸太田町(戸河内地域)のものと一般に思われがちですが,北側の約4分の1は北広島町に属します。また,樽床はダムに沈む前,73戸,388人の集落でした。そんなことに思いを馳せながら研修をしました。