お弁当の定番、ビールのお供にかかせないソーセージ。こどもはもちろん大人も大好物ですね。おうちでつくれるの?道具がいろいろ必要そう…と思われていませんか?今回は、ジビエ(イノシシ)を使ったソーセージの作り方を教えていただきました。講師は豊平地域にお住まいの下野正さん。定員16人でしたが、キャンセル待ちがでるほどの人気講座となりました。
ミンチにしたイノシシ肉、調味料、香味野菜を加えて粘り気がでるまで5分間混ぜます。それを絞り出す器具にいれて羊の腸の中に詰めていきます。詰め加減が大事で80%程度のハリにします。ほどよい長さにねじって一人4本のソーセージになるようにします。75℃のお湯で20分程度ゆでてできあがり。
今回は、ゆでたソーセージを軽く焼いて、ドッグ型のパンに挟んで試食しました。トマト キュウリ レタスなど下野さんが準備して下さり、豪華なホットドッグを試食し、残りのソーセージを持ち帰ってもらいました。市販の物とは違って、保存料殺菌料など使っていないので、1週間でたべきるよう説明されました。試食しながら、下野さんから自然農法や平飼いの鶏、ジビエ肉の加工等についてお話を聞きました。
参加者の皆さんからは『食に対する意識が変わった』『初めての体験ばかりでよかったです。肉の練り具合を自分で感じることができました。ソーセージの色がきれいでした』『とてもよかった。いろいろ準備されていてスムーズに進んだ』などの感想を寄せてくださいました。
市販されている食品の多くは、家庭でも手づくりできます。自分で選んだ材料なら添加物などの心配も無く、より健康に配慮することができます。今回の講座は、そんな田舎暮らしを実践されている下野さんから多くの事を教えていただいたように思います。