10月の「となりの達人に教えてもらおう」講座は、アンデルセン芸北パン生活文化研修所(旧八幡小学校)での『パンづくり講座』でした。申込者が多数で大好評だった昨年に引き続いての開催で、町内より12名が参加されました。講師は、アンデルセン芸北100年農場 高木俊介製パン学校 山本勝成先生で、5名の研修生もサポートについていただきました。参加者は、粉から仕込みをするミルクフランス・ダッチブレッドとミューズリーブロートのパンづくりについて学ばれました。最初の作業は、ミルクフランスとダッチブレッドを作るミルクフランスの生地作りでした。あらかじめ一人分の材料を分けてもらっていたので、スムーズに作業を進めることができました。研修生にもしっかりと支援していただきました。
ミルクフランスの生地を発酵させている間に、準備してあったミューズリー生地を使って、ミューズリーブロートの取り分け・形作りを行いました。その後、押し麦・クルミ・かぼちゃの種・レーズン・白ごまを混ぜ込み、表面にも押し麦・かぼちゃの種・白ごまをつけました。
ミルクフランスの生地からは、ミルクフランスとダッチブレッドを作りました。形ができたら、ミルクフランスにはクープを入れダッチブレッドの上面にはダッチトッピングをつけました。
形を整えた3種類のパンは、スチーム付きの大型オーブンで焼き上げました。焼き上がりまでの時間、参加者同士が懇談されたり講師の先生・研修生に質問をされたりして楽しく過ごされました。ミルクフランスは、焼き上がり後、30分冷却しミルクを挟み込んで完成です。写真中央が、完成した3種類のパン(左-ダッチブレッド 右-ミルクフランス 奥-ミューズリーブロート)です。一人当たり、ダッチブレッド 4個、ミルクフランス4本、ミューズリーブロート6個が出来上がりました。出来上がったパンに皆さん大満足の様子でした。
講座後のアンケートには、「とても勉強になりました。パン作りは我流でしていたので、包丁の入れ方やクリームのはさみ方など大変役に立ちました。教えて下さった方も親切で熱心でさわやかな気持ちになりました。沢山パンも持って帰られておみやげになりうれしいです。ありがとうございました。」「とても解りやすい説明で楽しかったです。3,000円で3種類の講座はリーズナブルで良かったです。前準備が色々としてありスムーズに出来ました。研修生の笑顔もステキで話しやすかったです。」「はじめて、一からパン作りをして大変そうだったけど、みなさんと一緒に楽しくできた。おみやげもできてうれしい。先生の教え方、研修生の方も親切で、はじめてでもよくわかった。」「感激しました。こんなにたくさん出来上がるとは・・・。下準備等、お手間をかけていただいたおかげで、喜んでいます。」など、喜びと感謝の言葉がたくさん書かれていました。
実施にあたっては、アンデルセン芸北100年農場の元木一寛農場長をはじめ講師・研修生の皆様に大変お世話になりました。厚く感謝いたしております。
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