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多色刷りに挑戦しよう

印刷用ページを表示する更新日:2018年11月22日更新

ハイレベルな版画にチャレンジ!

平成30年11月17日(土曜日)に大朝公民館で「多色刷りに挑戦しよう」を開催しました。
版画の中でも複数の版を使って、色鮮やかな作品となる≪多色刷り≫の作品を作りました。講師に、北広島町で木版アートユニット『ポロンパ』を主宰されている島田愛子さんをお迎えしました。
複数の版を使うので,ずれない方法やうまく色をのせる方法を教えてもらいました。今回は、先生がすでに版を彫っていただき『刷り』のみを体験しました。図柄は、天狗シデです。太陽を加えることで、おめでたい雰囲気もあって年賀状でも使えそうです。

 版木1  版木2  版木3

版木4  版木5   ≪この順で刷りました≫   

 今回は、5版でしたが江戸時代の北斎などは48版もつかったそうです。色が重なって単色よりもずいぶんと重厚な仕上がりです。何度も刷るのでずれないように左側には直角三角形に角を作りそこへ左隅を合わせます。右側には紙の下が合うように掘り込みがしてありました。その2か所をポイントに紙を合わせます。色は、刷毛を使って刷りこむように版木にのせました。木が乾きやすいので、水をつけながら色を載せていきました。

口座の様子1 口座の様子2 口座の様子3

今回は子どもから大人まで幅広い年代の方が参加してくださいました。
「とてもよかった。良い作品が完成して感激しました」「先生の作品を刷らせてもらうので『自分でも素敵にできた!』喜びが感じられました。失敗しない喜び。いい道具を触らせてもらえるのも素敵でした」「丁寧に教えて頂きわかりやすく楽しく多色刷りを学びました。絵具の載せ方、バレンの動かし方、工夫がいりますね」「家でもやってみたいと思いました」などの感想をよせてくださいました。
来年の元旦には、素敵な版画の年賀状が届きますように…期待しています。