町の平成30年度の総生産は約1,341億円となっており、広島県の構成比と比較すると第1次産業、第2次産業の割合が高くなっています。
平成18年度と生産額を比較すると、第2次産業が大幅に増加し、第1次産業は微増、第3次産業は減少しています。構成比では第2次産業は増加し、第1次産業と第3次産業は減少しています。
区分 | 平成18年度 | 平成30年度 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
北広島町 | 広島県 | 北広島町 | 広島県 | ||||
(百万円) | 構成比(%) | 構成比(%) | (百万円) | 構成比(%) | 構成比(%) | ||
総生産※1 | 97,014 | 100.0 | 100.0 | 134,171 | 100.0 | 100.0 | |
第1次産業 | 4,188 | 4.3 | 0.7 | 4,433 | 3.3 | 0.7 | |
農業 | 3,409 | 3.5 | 0.5 | 4,056 | 3.0 | 0.5 | |
林業 | 762 | 0.8 | 0.1 | 374 | 0.3 | 0.1 | |
水産業 | 17 | 0.0 | 0.1 | 3 | 0.0 | 0.1 | |
第2次産業 | 49,340 | 50.9 | 32.0 | 88,679 | 66.1 | 32.7 | |
鉱業 | 60 | 0.1 | 0.1 | 0 | 0.0 | 0.0 | |
製造業 | 43,929 | 45.3 | 27.3 | 82,027 | 61.1 | 27.2 | |
建設業 | 5,351 | 5.5 | 4.6 | 6,652 | 5.0 | 5.5 | |
第3次産業 | 43,378 | 44.7 | 67.1 | 40,431 | 30.1 | 66.3 | |
電気・ガス・水道・廃棄物処理業 | 2,896 | 3.0 | 2.6 | 5,488 | 4.1 | 2.6 | |
卸売・小売業 | 4,706 | 4.9 | 13.2 | 3,275 | 2.4 | 13.0 | |
運輸・郵便業 | 4,657 | 4.8 | 5.8 | 2,787 | 2.1 | 5.3 | |
宿泊・飲食サービス業 | 1,722 | 1.8 | 2.6 | 1,729 | 1.3 | 2.5 | |
情報通信業 | 27 | 0.0 | 3.2 | 11 | 0.0 | 3.2 | |
金融・保険業 | 2,555 | 2.6 | 4.6 | 748 | 0.6 | 3.4 | |
不動産業 | 7,216 | 7.4 | 9.0 | 6,078 | 4.5 | 9.5 | |
専門・科学技術,業務支援サービス業 | 1,026 | 1.1 | 6.0 | 1,063 | 0.8 | 6.4 | |
公務 | 4,328 | 4.5 | 4.6 | 4,583 | 3.4 | 4.6 | |
教育 | 5,020 | 5.2 | 4.1 | 3,549 | 2.6 | 3.8 | |
保健衛生・社会事業 | 5,164 | 5.3 | 6.5 | 7,605 | 5.7 | 8.3 | |
その他のサービス | 4,061 | 4.2 | 4.9 | 3,515 | 2.6 | 3.6 | |
輸入税外※2 | 108 | 0.1 | 0.3 | 628 | 0.5 | 0.3 |
資料:広島県市町民経済計算結果<外部リンク>
注:各産業分類の実数、構成比は輸入税、帰属利子等を加算控除する前の数値です。
なお、四捨五入の関係により、構成項目の合計が表中の総計と一致しない場合があります。
注:推計結果は、推計方法の見直しや新しい統計調査結果の公表等により過去に遡って改定を行います。したがって、過去の公表数値とは異なる場合があります。
※1 総生産(市町内総生産)
新たに生産された付加価値の総量について、経済活動別生産主体(事業所)ごとに貨幣価値で評価したものです。
※2 輸入税外
輸入税(関税と輸入品商品税)と控除分の帰属利子等からなります。
町の平成28年の産業大分類別事業所数の構成比をみると、国や県と比べ農林業の割合が高く、建設業と製造業の割合も高めとなっています。
図 産業大分類別事業所数(構成比)のグラフ
資料:経済センサス<外部リンク>
町の令和2年の農業経営体は1,286戸、林業経営体は250戸となっています。
推移をみると、農業経営体、林業経営体ともに減少しています。
図 農業経営体数・林業経営体数の推移のグラフ
資料:農林業センサス<外部リンク>
※農業経営体とは、下記の1~3のいずれかに該当する事業を行っている経営体をいいます。
※林業経営体とは、下記の1~2のいずれかに該当する事業を行っている経営体をいいます。
図 農家数・林家数の推移のグラフ
資料:農林業センサス<外部リンク>
※農家林家数の集計は平成12年までです。
町の令和元年の工業の状況をみると、事業所数66事業所、従業者数3,713人、年間製造品出荷額等約1,445億円となっています。
推移をみると、近年は事業所数、従業者数、年間製造品出荷額等全てにおいて横ばい状態です。
図 工業の推移のグラフ
資料:工業統計調査<外部リンク> 経済センサス<外部リンク>
※平成27年分は、平成28年経済センサス-活動調査(製造業)の数値です。
町の平成28年の卸売業・小売業の状況は卸売業より小売業が中心となっています。
小売業の状況をみると、事業所数185店、従業者数804人、年間商品販売額約143億円となっており、山県郡全体の事業所数282店のうち約66%、年間商品販売額約191億円のうち約75%を占めています。
推移をみると、近年は卸売業は横ばい状態、小売業は減少しています。
図 卸売業・小売業の推移のグラフ
資料:商業統計調査<外部リンク> 経済センサス<外部リンク>
※平成24年と平成28年分は、経済センサスの数値です。
町の令和2年の観光客数をみると、入込観光客数108.4万人、地元観光客37.5万人で合計145.9万人となっています。
推移をみると近年は、入込観光客数、地元観光客ともに減少しており、令和2年は新型コロナの影響で大幅に減少しています。
図 観光客数の推移のグラフ
資料:広島県観光客の動向<外部リンク>