▼ 国指定
▼ 県指定
たるとこやわたさんそんせいかつようぐおよびみんか
ダム建設により湖底に没した樽床地域で昭和32年(1957)に収集された民具を中心に、近隣の本郷八幡地域の民具を補足した、総数479点の生活用具群。
民家はダムの水没地から移築したもので、江戸時代の天明年間(1781~1789)頃の建築。中世の書院造りの中門にその発生をみて、雪国の農家建築として発達した中門造り(曲り屋)の残存例として、きわめて貴重。
昭和34年(1959)5月6日
追加指定・名称変更:昭和40(1965)年6月9日
生活用具479点・民家1棟
芸北民俗博物館で公開
(民具展示)
(民具展示)
(民家外観)
(ダイドコロ)
(ダヤ)
(オクナンド)
げいほくのせんしょくようぐおよびくさきぞめこれくしょん
染織用具111点・草木染め68点からなるコレクション。この地方で行われた麻・もめん・絹などの紡織および染色に関する資料で、各工程の用具が系統だって収集されている。地方在来の諸種の植物染料を使って紙型染め・板染めなどの手法をほどこしたもので、図柄がすぐれており、染色技術も優秀である。
昭和35年(1960)6月9日
179点
芸北民俗芸能保存伝承館で一部公開
かわひがしのはやしだようぐ
重要無形民俗文化財「壬生の花田植」の構成団体の一つである「川東田楽団」の地元である川東地区で使われてきたはやし田、農耕に関する用具を集大成したもの。農耕技術及び農耕儀礼の一典型を示すものとして貴重である。
昭和38年(1963)5月15日
313点
事前に見学申込み必要
連絡先:0826-72-7362(教育委員会教育課ふるさと夢プロジェクト係)
とうかようぐ
土製の肥松(こえまつ)燈台や提灯、あんどんなど燈火の歴史を知るための資料だけでなく、それらに関係する火打箱や油しぼり器などの用具も含めて体系的に収集されており、この地域の「あかり」について知ることができる。
昭和34年(1959)1月29日
63点
芸北民俗芸能保存伝承館で一部公開